それは唐突な
― ヴォルディーク大通り
>「そうさねぇ、この街で一番大きいのはアステリア様の神殿さ。
> まぁ、ライフォス様の神殿もそこそこ大きいけども。
> あとは大きくはないけどリルズ様とニールダ様の神殿もあるね」
ふぅん、芸術を愛する神様の力が一番とは さすが"花開く街"だねぇ。
「この辺りが一番古い町並みになるのかい?
それともやはり...名士の方々の所が先にあったのかな」
わたしは建物や石畳、一通りくるりと見回し目に入った
一際大きな神殿を見やる。
>芸術を愛した女神だと言われる彼女にふさわしく、大きなだけなく装飾的にも美しそうだ。
「遠くからでも荘厳さのある建物...
あぁいった場所は私の様な旅の者も自由に中を見ていいものなのかな?」
>「もし気に入ったアクセサリーがあれば買っていっておくれよ」
>ピクシーやスプライト、ウンディーネにドライアード、フラウまで。
>どうやら女性の姿をした妖精たちがモチーフになっているようだ。
「...そうだなぁ
愛らしい者もいいけれどもっと...
そう、勇壮な妖精のものはないかい?」
* * *
― ヴォルディーク大通り・奏の広場
広場までの道行きで長く商いをしていそうな店主に話しかけ、
この辺りの酒場や宿、劇場同士の軋轢がなかったか確認する。
何の知識もなく入り込んで、お気に入りの奏者や演者の庭を荒らしたなどと、
彼らのパトロンに目をつけられようものなら仕事も、観光もし辛くなるだろう。
(これだけの数があれば、色々だろうからねぇ...)
雑踏と客引きをゆるゆるとかわし、ようやく中心までたどり着く、
はずだった。
>――二人は盛大な音を立ててぶつかった。
>その光景は二ェストルからも見て取れるだろう。
>「いてててて......って、あぁ!」
その衝撃からポーチの中身が散り散りに飛び出してしまっていた。
年相応なお菓子や羊皮紙、その他諸々。
>翠色に透き通った小さなガラス玉が二ェストルの足元まで転がって来ていた。
(宝石...ではないね ガラスだろうか?)
摘み上げたそれをしばらく眺め、そっと手のひらで包む。
「元気が良いのは何よりだけど
もう少し周りを見ておかないと怪我をしてしまうよ?」
― 君も ぶつかられた子もね。
走りこんできた少年と、スカイグレイの毛並みをした、服装から
同性の年若そうなタビットに声をかけた。
「...大丈夫かな? どこか痛いところは?」
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PLより
ネスの行動は
【フィンと少年を助けてあげる(ガラス玉をひろうも含む)】です。
拾ったガラス玉についてNPCの反応が見たいので、
ちょっぴり意地悪をしています。
怪しくなければすぐに返すよ!ちゃんとかえすよ!(必死
●お土産売りさんに追加で聞きたいこと
・この街で一番古い街区は1番街か、それとも同時進行的に6つの街区が
できていったのか。(できれば街の名士の関わり方も)
・男性型の妖精モチーフがないのは何か特別な(土着を含む信仰と関わり)意味があるのか。
の2点を追加で聞きたいと思っています。