B_第一楽章

――月夜。とある建物内にて。

「なあ、聞いたか？」

「聞いたって何をよ？」

「巫女様だよ、巫女様。
　無限の巫女様」

「ああ、あの可哀想で美人な彼女の話？
　あんたも好きなわけ？」

「何言ってるんだよ......俺のハートはアリス――お前だけのものだぜ。
　あと、教主様」

「はいはい。
　それで、その巫女様がどうしたっていうのよ」

「そうそう...そうだった。
　あのな、巫女様が夢で予言をしたそうだぜ」

「また誰かが捕まるとか、誰かが死ぬとかじゃないでしょうね。
　頭が平和ボケしてたからか、そんなことでも夢で予言しちゃうんだもの、あの子」

「いや、結構重要な予言らしいぜ。
　それも俺たちにとって面倒なやつだ」

「重要って言われてもねぇ。
　内容聞かないと何とも言えないわよ」

「実はな......」

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あんみつ＠GMより

意味深に書くNEXT。

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