冒険者の知恵
日が出てからまもなく、わたしたちは森に到着した
トリにネズミ、小さな生き物たちが、それぞれの生活をしている
澄んだ空気が、水の流れる音を運んでくる
朝日に照らされて、全てが輝いて見える
―綺麗すぎる
こんな場所に、わたしは入っていいのだろうか?
居心地が悪くなってくる。罪悪感がのしかかって来るんだ
...そんな言い訳をするのも、この体に宿った穢れが、ここを拒んでいることを認めたくないから、かもしれない
「大丈夫、きっと見つかるから。きっと見つけるから」
自分を勇気付ける。わたしを信じている、わたしは信じられている
オレットさんが森の説明をしてくれる
>「ここはね、魔物や蛮族に滅多に出くわすことはないんだ。
流れている川の向こう側まで行くと流石に少し危険だって聞くけれど。
>僕は、昔コンチェルティアに住んでいたんだ。
それで、仲のいい子たちとよく遊びに来たのを覚えてるよ。」
入ってすぐのところは安全で、画家や子供がよく訪れるらしい
>「こういう時ってまずは手近なところから探していった方がいいものかな?
それとも、怪しそうなところから探してみる?――森の奥の方とか。」
少し話せば、みんなの意見は一致した
人が頻繁に訪れる場所にその妖精がいれば、伝承にはなってないだろう
それこそ、子供のオレットさんが出会っていたはずだ
このまま、森の奥へ向うことになった
「そういえば、ヴェンデルベルトさんが話してくれた、妖精の伝承を聞いて、思い付いたことがあるんだけど...」
黙っている必要もないし、言ってしまおう
「伝承の妖精には好きなものが2つあると思うんだ
1つは歌。もう1つは宝石
これを目立つようにして探索すれば、向こうから近づいてくれるんじゃないかな?
オレットさんが歌ってくれれば、魅力的になるはずだよ
宝石のほうは、ティキさんが持っている翡翠の宝石と、プラリネさんが持っている魔晶石がいいと思う
手で持ったり、ロープで額にくくりつけたりして、キラキラさせるんだ
少しでも、見つかる可能性が上がりそうだし、やって損もしないばずだよ
―名付けて"妖精からも見つけてもらおう"作戦!!」
意外といい案かもしれない
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PL玉鋼より
妖精がわからないナイトメア、いいと思います
ツッコミがもらえると聞いたので。是非、タタラに教えてやって下さい
知恵と力を出しあって、今ある状況のなかでベストを尽くすRPは、冒険者らしくてとても楽しいです
更新
想像以上に短くまとめられそうなので、返しは次の進行の冒頭で行います
【ダイスチャット1】
探索判定 (10/11-22:10:03) 2D6 → 1 + 6 + (4) = 11
何かのダイス (10/11-22:11:01) 2D6 → 3 + 3 = 6
プラリネの予想外な一面にびっくり