妖精の助けを借りて

 ティキ(キャスパー) [2015/10/10 23:39:12] 
 

「いい森だな」

 

到着した森は、空気が澄んでいた。なにが住むにも心地よさそうで、ニコデムスもずいぶん機嫌がいいようでった。

それに、ここの木を使えばよい調度品が作れそうだ。

 

探索は皆で話し合い、奥の方を主に探すという事になった。地図も作っておこうと、昨日たき火からとっておいた炭の粉と袋を取り出したとき。タタラから作戦の提案があった。

  

「んー......悪いけど、妖精は光物が好きなわけじゃないよ」」

 

だが私からも、ヴェンさんに続いて、私も却下させてもらう。

 

「妖精が惹かれるのは、自分の属性と好みに合った石にだ。それに魔晶石が宝石の代わりになるなんて聞いたことがない」

 

私が今持っているのはヒスイ、ガーネット、ムーンストーンだが、それぞれ風、炎、光の妖精との門となる。でも、それ以外には使えない。

 

「もう一つ。妖精は獣じゃないよ、あなたが思うほど単純じゃない」

 

最も位の低い妖精でさえ、その知能は人間と変わらない。

基本的に人目につかぬよう生きる妖精が、見え見えの罠に引っかかるとは思えないのだ。実際私も、その下級妖精とをみつけるのに相当骨を折った。声を返してくれるエコーは簡単だったが。

 

 * * *

「さて、始めるか」

 

精神を研ぎ澄まし、ムーンストーンに触れる。空いた手には魔晶石を持ち、「門」を開く。

 

「ウィルオー・ウィスプ」

 

一言その名を呼び、魔晶石を砕く。途端に宝石が光り輝き、ふわふわした優しい光の塊が姿を現す。

 

《久しぶり。あなたの力を貸してくれ》

 

妖精語で話しかける。

ここより奥に仲間の気配の強い場所はあるか。その数、方角、力の強さ、などを質問してみた。

 

《わかった、ありがとう》

 

あらかた聞き終えたので、ウィスプには帰ってもらった。ここから先は、もう少しわかりやすいのに手伝ってもらおう。

 

「エコー、手伝ってくれ」

 

続いて、エコーを呼び出す。こっちは、ちょっとした幸運を分けてもらうのと、そばにいてもらって周りの妖精から信用を得るのが目的だ。

むこうから見つけてもらうなら、宝石を振り回すよりも妖精を友に持つ姿を見てもらった方がいいだろう。

 


PL

なんで一番大事なとこで1ゾロするかなあ。

23:31:25キャスパー サモンフェアリー 行使 2d+5 Dice:2D6[3,3]+5=11

23:31:53キャスパー フェアリーウィッシュ 行使 2d+5 Dice:2D6[3,3]+5=11

23:33:48 キャスパー地図作製 2d+7 Dice:2D6[2,2]+7=11

23:34:24 キャスパー探索(フェアリーウィッシュ適用)  2d+7+1 Dice:2D6[1,1]+7+1=10

23:34:37 キャスパー 2d Dice:2D6[5,5]=10