本当の勇気
タイガーへ切りかかりながら祈りを捧げる
波打つ剣身が赤く輝く。その名の通り、静かに燃える
盾で攻撃を受け流して、魔法の弾との連続攻撃をする
相手の動きは素早く、独学の剣じゃほとんど当たらなかった
もっと強くなりたい。帰ったら腕のいい人から教えてもらおうかな?
耐久力の方では問題はなかった。
動物がもう少し賢ければ、わたしたちに戦いを挑まなかったか、途中で逃げただろう
なにも考えずに突っ込むのは危険だと、再認識できた戦いだった
* * *
レブナントとかになると危ないから、念のためにグレンダール式の弔いを軽く済ませた
無意味かもしれないけど、わたしの気が少し晴れる
改めて森の奥を見る。何事もなかったように光っている
あれは本当に妖精なのかな?ちょぴり冷静になる
>「あの向こうへ行ってみるかい?
もしかしたら今よりもっと危険な場所かもしれないけれど......。
僕としてはそれでも見てみたいんだ。
――探し求めているものがそこにある気がするから」
うん、
「確かめてみないとわからないよね!
向こうへ行ってみようよ
なにかあれば対処してみせる。そのために来たんだから」
打たれ強さには自信がある
いざとなったら殿になって、危険を引き付けられる。最悪、皆を逃がす時間は稼げるはず
何より、頼もしい人たちがいる。まだ、可能性を捨てるには早すぎる
「あぁ、もし川を渡るなら、わたしはこのまま歩いて行くよ
これぐらいへいちゃらだからね!」
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PL玉鋼より
タイガーは全力攻撃持ってなかった...行動予定にサイントーチ入れておけば良かったです
このPCは剥ぎ取りダイスを振りません
消耗も少ないので、奥へ進むべきだと思います
タタラは、ゴーレムやニコデムスに運んでもらう必要がないので、このまま歩いて渡ろうと考えています