嵐の前の?
この街は芸術であふれている。
今も奏でられる音楽一つで沢山の芸術が生まれる街、
連続殺人事件がおきてっとは関係ねぇように見える。
それは当事者でない奴等にとって、だが・・・
「誤報でした。ってのが、嬉しかったんだがそうはいかねぇか。
美人ちゃん、巡回の顔見てみ。緊張感みなぎってら・・・」
横目で巡回中の兵士を見ながらプリアーシェに声を掛ける。
流石にコンチェルティアに向かってる間呼び続けたから
美人ちゃんつう言い方にも慣れただろう
諦めたと言う方が正解かもしれんが。
>「......あれ?」
余計な事を考えてたら足元から聞き覚えのある声が聞こえた。
直に目線を下げる
>「クーガさん、来てらしたんですか?
> ......もしかしてカイルさんからの依頼で?」
プリアーシェが目で知り合いかと訊ねたので
気軽な挨拶で知り合いアピールする。
「ミハイルも知ってるっつぅことは、あの話はマジなんだな。あぁ、こっちの美人ちゃんは・・・」
挨拶を返して、プリアーシェを紹介しようとしたら
>「すみません、クーガさんのお仲間の方ですよね。
> 僕、ミハイル・ロットといいます。
> えっと......一応カイルさんの相談役で魔術師です」
またしてもスルーされる。少し、凹む・・・
『一応』ってなんだよ!と心の中でツッコんどくが、
>「プリアーシェです、ミハイルさん。
> クーガさんと一緒に依頼をお受けしました」
とりあえず挨拶が終わるまでは黙っておこう。
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>「ルキスラから来るかもしれない冒険者ってクーガさんのことだったんですね。
> なんか、ちょっとだけ意外です......いろいろありましたし」
挨拶も終わり、ミハイルが思い出したように喋る。
「いろいろあったんはお互いだ。つぅか、そっちこそお供も
つけずに自由に歩きまわっていいのか?
あ、そうか。エミールがいっから問題ねぇか。」
確かにいろいろあったなぁ。悪い意味でだが・・・
たぶんカイルも俺が依頼受けるなんて思ってねぇんだろうな。
絶対、文句いわれんだろうなぁ。言われたら言い返してやる。
>「僕、これからカイルさんの屋敷に帰ろうと思うのですが。
> よかったらクーガさんたちもいらっしゃいますか?
> それとも少し街の方を見てからいらっしゃいますかね。
> その場合は、僕からカイルさんにお二人が来ていることをお伝えしておきます」
ミハイルはヴォルディーク邸に戻るらしい、
>「私は、よろしければ、カイルさんのお屋敷へ伺おうと思います。
> まずはご挨拶を、と思うのですが」
プリアーシェも付いていくみてぇだし、
「俺もカイルんとこ顔出す。調査するにあたって頼みたい事もあんしな。
兵士への協力依頼と街中でのいざと言う時の魔法使用許可。
たぶん、断られっと思うし、
けんか腰になるかもしんねぇが、それはそれでいいだろ?
たまには、アイツにも癒しを与えてやんねぇとな。」
クックック、と悪そうな顔をする。
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PLより
ヴォルディーク邸に殴りこみに行きます。
カイル君とくだらない口げんかが出来そうですなw