新たな出会い(追加分)
>「フィン。フィン・ティモシーだよ。この子は友達のポチ。
> ありがとう、よろしくね、アポロ」
アポロと名乗った少年は、年相応に溌剌として微笑ましく、
名乗り返したおそらく魔法使いのタビット『フィン』もそう思ったのだろう
楽しそうに笑みをかみ殺している。
>「アポロ、僕たちふたりを案内してくれないかな。......> ちょうど僕が通りすぎてきた3番街に、宿がたくさんありました。
> そのあたりにご用ではありませんか?
> えと、にえ...、ニェ、ニェシュっ、ねす、...トル、さん」
>「あの...、すみません。ネスさん、とおよびしてもいいですか......?」
あぁ 長くこの名と付き合っているが、どうにも呼びにくくていけないね。
「いいよ フィン きみの呼びやすいように、ね?」
呼ばれることのない名などなんの意味もないのだから。
>「2番街に、古くからの芸術の支援者が多く住まいを> 構えているそうです。もしかしたら...」
軽く自己紹介を済ませ、これからの立ち寄り先についてを相談し、
宿を求めて比較的新しい区画と、古くからの有力者が住んでいる区画を周ることにした。
おそらくは既に何人かお気に入りを抱えているだろうけれど、後々のため
顔を売っておいて困ることはないだろう。
なにより、知り合ったばかりの私の心配までしてくれている好意に
わざわざ異を唱える必要もない。
「...ふむ そうだね じゃあお願いしてもいいかな?アポロ」
* * *
― 街で起きている殺人事件。
犯人の目的も分からずにおきているなら子どもを一人で
遊ばせておくの事に思うところがあったのだろう。
申し訳なさそうに目だけで謝ったフィンにこの場で
彼だけが分かるよう『気にすることはないよ』と答えた。
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PL:飛龍頭より
フィンの投稿を受けて、加筆と修正です。
まもちき(ファミリアー)について 2d6+5 Dice:2D6[2,5]+5=12
これで使い魔を連れていることが分かると思いましたので、
最後の「イインダヨー」は魔法文明語で小さく発声しています。
>GMへ
殺人事件についてフィンから情報共有があったものとしてRPしていますが、
不自然と思われるようでしたら。
「何か子どもを一人にしたくないんだろうなー」位の気持ちで見守っていることにします。