争議と争論
アポロを追って入った店内はずいぶんと酷いありさまだった。
惨状の原因と思われる二人は店に所属している冒険者だろうか?
「これは...ずいぶんと派手にやったね
報酬の取り分で内輪揉めって訳じゃないだろう?」
中央の二人とは直接かかわりのなさそうな、けれど
慎重に状況を見守っているであろう宿の人間に話しかける。
>――それに、あの事件はもう終わりかけているじゃないか。
> 静まりかけている事件を今になって掘り起こす必要はないだろう?
あの"事件"というのはフィンから聞いた連続殺人の事なのだろう。
しかし話をしようにもこの騒ぎをお開きにしてもらわないとどうにもならない。
どうしたものかと思案していると ―
>「あんたたち、いい加減にしなさいな。
> これ以上暴れるなら店の外――いや、街の外でやりなさい」
店主の登場とその一声で、荒れていた空気が徐々に収まっていく。
店内の様子をぼうっとみつめていたアポロは飽きてしまったらしく
大きな欠伸をしていた。
>「3番街にさー、うまいお菓子を売ってる店があんだよ。
> そっち行こうぜ、そっち!」
「うーん...ついて行きたいのはやまやまだけど、今夜の宿を
取らないといけないからねぇ」
ゆるゆるとフィンの耳からアポロの指を外し、
その手に少しばかりの銀貨を渡す。
「さぁ、これはプレゼント選びの練習だ
アポロが考えるとびっきりのお土産を頼むよ?」
フィンにだけ聞こえるよう小さな声で『危ないと
感じたらすぐに戻ってきなさい』と伝え、その後
「宿はここに決めてしまおうと思うのだけれど いいかな?」
>「はい。それじゃ僕は、アポロといっしょにお菓子屋さんまで行ってきますね
>「あの、ネスさん...。この子、ポチ...ふつうの鳥じゃないんです。
>ネスさんに預けていきます。万一何かあったら、ポチを通じてネスさんにお知らせしますから」
「分かった 知らせがあったらすぐに向かうから できるだけ安全なところに隠れておくんだよ?
もちろん そんな場面ならないことが一番だけれどね」
>「行ってきますね!...だいじょうぶ、ちょっとしたおまじないだから。じゃ、行こうか」
「うん、二人ともあまり遅くならないうちに戻っておいで」
* * *
>アンネはひと仕事終えたあとで、カウンターに着く。
「...バタバタしているときに申し訳ないのだけれど
今夜 こちらに部屋の空きはあるかな?
できればシングルを二部屋がいいのだけれど 難しいかな?」
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PLより
とりあえず、宿を取るために受付(でいいのかな?)に
話しかけるところまで。
夜襲とか物騒なことが起こらないとも限らないので、隣どうしの
シングル二部屋か、なければツインを。
日数は...一週間で借りたほうが安あがりですが、はっきりしないので
最初に連泊になる可能性を話しておき、具体的な所はGMにおまかせしますー。
んで、フィンの宿代(+食費)はネスがもとうかなって思ってます。
空きがないようなら七色の調べ亭から別のお宿を
紹介してもらいたいですー。
握らせた金額は、アポロたちの回る先が分からないので
ぼやーっと書いています。(5から15G位が妥当かなぁ)
10/18 追記
>Lainさん
あらためまして、よろしくお願いいたしますー。
エンブレムの類を持っていないので、プリアーシェとの会話はフィンに
お任せしてしまいました。
>ワイドスノーさん
合流はちょっとだけ少し先になりそうですが、よろしくおねがいしますー。
今回のPCは無駄に派手だけど引かないでくださいね!
...はっ!!よく考えたら、私だれも知り合いがいなかったYO!
[出費について仮計算]
一日の食費:30G(5.10.15で計算)二人で60G*7 420G
一週間シングル・スタンダードを二部屋 300G(ツインならもうちょっと安いかも?)
合計が720G(二人分)なので、ぎり賄えるはずー。
むー...、あと10Gくらいなら上乗せできそうかな。