【C2-5】待ち合わせ場所は噴水前
薬屋に行かなきゃいけないと、わがままを言うアポロ。
そんなアポロをフィンは嗜める。
例の事件がうやむやな今、仲良くなったアポロを守りたいと思ったのだ。
>「アポロ、薬屋さんって何番街?お家のひと、だれか風邪ひいてるの?」
「薬は5番街に入ってすぐのところで買えるぜ?
ちょうど通り道だから買ってこいって言われてんだ。
今は誰も風邪とかひいてないけどさ」
一応アポロの一家に病人はいないようだ。
――フィンが二ェストルと一緒にアポロを送っていく旨。
そしてその時に薬屋によることをアポロに伝えると。
「むー、わかったよ。
でも絶対約束だからな!
――母さん、起こるとすっごい怖いんだよ」
一応納得したらしい。
チョコレートの汚れも取れてスッキリだ。
* * *
コンチェルティアの中心――奏での広場。
そこは立地条件からも様々な人が訪れ、佇み、通り過ぎる場所だ。
だからだろうか。
彼らがこの場所で出会ったのは。
まずはクーガ。
彼はエースから情報を聞き出したあとも広場に残り軽く腹ごしらえを済ませようとしていた。
そしてフィンとアポロ。
クーガと既に顔見知りであったフィンはクーガにアポロのことを紹介する。
魔動機文明語でアポロに一部がわからないように気を配りながら。
この瞬間、アポロは間違いなく目がはてなになっていた。
>「あ、あああの、アポロ、あのね?こっ...このお兄さん、こわくないから!見たかんじはその、ちょっと...だけ、ちょっとだけね?ちょっとだけこわいけど、す、すごく優しくていいひとだから!」
――というよりかは超びびっていたアポロに気づいたフィンは、
なんとかクーガとアポロの間を執り成そうとする。
「本当に......怖くないんだよな?
こいつ、すっげぇ怖いぞ?」
"怖い"と言いながら"こいつ"と呼ぶような矛盾はまさに子供特有のものである。
クーガにはやはり普通の少年のようにしか見えないはずだ。
ただ一点、銀色の髪をしているという点を除いて。
* * *
またさらに少ししてプリアーシェ。
お供にグラディウスを引き連れて彼女はやってくる。
「こいつもあんたの連れか?」
グラディウスがクーガの方を指しながらプリアーシェに尋ねる。
フィンたちについては先程若干顔を見たので覚えているのだろう。
――そして最後に二ェストル。
幾つか気になるボイスをピアスに録音した彼の策略は有効に使えるのだろうか。
ちなみに有効に使えそうなエースは絶賛夢の中である。
思いっきりぶん殴れば起きてくれるかもしれない。
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あんみつ@GMより
実はGMとしてほとんど書くことないという(・∋・)
フィンとネスは今回こちらのカテゴリに登場しておいてください。
クーガとプリアーシェは引き続きこちらで。
クーガとエース(寝てる)
フィンとアポロ
プリアーシェとグラディウス
二ェストル
の計7名は奏での広場にて合流できます。
それぞれ自由にコミュニケーションをとることが可能です。
ただ、エースは起こしてください。
方法は問いません。
皆さんは次進行で行う行動を決定しておいてください。
行動を起こすまでの描写は必要ありません。
それを踏まえて次進行の記述を行います。
行動はPC毎に別のことを行っても構いません。
またNPCに任意の行動を取らせることも可能です。
ただ実際に行動するかは別です。特にエース。