努力の結晶
あの白髪の子が言っていたのは、予言なんだとか。そして、オレットさんが目指していた、助けたい人のヒントらしい
その予言から、オレットさんの協力が必用なんじゃないかと推論していた。嬉しそうだった
花と竜、と聞いたときは、真っ先にリナリアさんとニコデムスさんが思い浮かんだけど、違うみたい。この町の比喩だって言ってた
それで、冒険者にも依頼をするとのことだ。そのときわたしは、力になれるかな?
* * *
>「さっきカイルさんに力を貸して欲しいと言われて――本当に嬉しかった。
僕の頑張りは無駄じゃなかったんだって知ることができたから」
その顔は、とても輝いていた。希望に燃えてるみたいだ
>「――これは僕からの気持ち。
本当にありがとう」
オレットさんがくれたのは、キレイな宝石だった。詳しくないけど、売ればそれなりの価値があるんだろうな
いいや、売らなくても、わたしには十分価値があるものだ
「...わたしが、お礼をしたいぐらいなんだけどね
報酬までもらっちゃって......へへ。うれしいなあ」
透き通ったこれを、眺めながら言った。こうする度に、今日のことを思い出すんだろう
神秘的な森に、素敵な歌、空の散歩。まだくっきり頭のなかに残ってる
この世界には、そんなこともあるんだよって話をしたら、とじ込もった誰かに、夢をわけてあげられそうだ
勝手に自分と重ねていた人が、目標に近づけたのを見た。わたしも同じ様に、一歩進めた実感がある
こんな体験ができたのは、みんながわたしを連れていってくれたからだ
「ありがとう」
宝石を、羊皮紙に包んで大切にしまった
>「カイルさんも言っていたけど。
――僕は予言通りにセシリアさんを助けに行くよ。
だからもしその時よければ力を貸してくれたら嬉しいな――無理は言わないけどね」
「うん! わたしも協力させてよ
そのとき役に立てれるように、頑張って鍛えておくからね!」
夢が叶うそのときを、見届けたい
時間もあんまりないみたいだから、できる限りのことを最大限しておきたい。後悔しないように
「ねぇ、ヴェンデルベルトさん、カマル地下聖殿について知ってるかな?」
別れる前に、訪ねてみる。ものしりなヴェンデルベルトさんなら、なにか知ってるかもしれない
「もしなにか知ってたら、教えて欲しいな」
地下聖殿は重要なのに、伝承にしか残ってないんだとか
でも、伝承にしかなかった妖精が、確かにいたんだ。きっとどこかにあるんだろう
もしかしたら、もし、手がかりがあれば、わたしも探すことができるかもしれない
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PL玉鋼より
あともう一回投稿します!書きたいことが多いんです
ダイスチャット2
00:27:06 玉鋼@タタラ 剣のかけらダイス2個分 2d6 Dice:2D6[3,3]=6
タタラが訪ねる前に、ヴェンデルベルトがカマル地下聖殿ついて話しているのであれば、最後の部分は修正します
ヴェンデルベルトから教えて情報を教えてもらった場合、タタラは気づくかもしれません
そのときは、GMにその行動をして(しようとするところで打ちきり?)良いか、改めて質問させていただきます