【D1-4】長き戦いの果て
まるで自己陶酔したかのようにふわふわとした邪教徒の言葉。
それをもたらすのは神への祈りか、それとも教団の教育か。
>「どういたしまして。そこを動くな、私の槍もついでにくれてやる」
>『あんた達は敵ってことで...良いみたいっすね』
ティキやプラリネたちは目の前の人物に敵対する意思を示し、
タタラは戦いの予感に胸を震わせている。
* * *
プラリネの勢いによって冒険者たちは先手を取ることができる。
始まりを告げるのはプラリネの祈りである。
それは不浄者たちから身を守る聖なる盾となる。
続くはヴェンデルベルトの放つ小さな雷。
それは戦車と馬という幾つもの部位を持つデュラハンとマダーシールドを痺れさせる。
次いで樹で出来た獣を不死者たちに向けて走らせた。
「僕は――僕にできることをするよ」
ティキやタタラが前に出るその前にオレットは言う。
彼にできることそれはほんの少しの妖精の力を借りることと――歌うこと。
その手にリュートを持って彼が歌うのは雄々しき"士気"の歌。
それは心を持たぬ不死者には届かず、ただ魂を持った者たちにだけ響くであろう。
オレットの演奏を背にニコデムスに乗ったティキとタタラは飛び出していく。
タタラは剣を、ティキは槍を振るい、死の騎士の乗る戦車をそしてそれを牽引する馬へと攻撃をする。
* * *
対抗するのは不死者たちの重く鈍い一撃。
首のない馬は全力で蹄を冒険者たちに叩きつけ。
盾を持つ死者は戦車をかばうように前に立つ。
「我が下僕たちよ......必ず此奴らを死の世界へ誘うのだ......!
全てはそう――我が教主様のために」
そんな不死者たちを支援するのは無限の探求者の信仰者。
不死神への祈りは対抗勢力たる冒険者たちにとって脅威となるだろう。
* * *
ヴェンデルベルトの魔法とオレットの歌による支援。
不死者の攻撃によって出来た傷と流れた血を癒すのはプラリネの加護。
前衛に立つティキとニコデムス、そしてタタラは戦線を守りつつ、少しずつ相手の体にダメージを与えていく。
厳しく長い戦いの果て――馬が倒れ、戦車が破壊され、盾は砕け......最後に騎士も地に落ちる。
その瞬間ちょうど信仰者に隙が生まれ、冒険者たちはその懐へと潜り込めるだろう。
そうすれば体の弱い男だ――その命を奪うことは難しくはないだろう。
* * *
――戦いは終わった。
穢れた不死者は地に崩れ、信仰者の行方も冒険者の思うがままだ。
冒険者たちの受けた傷は軽くはない、精神的にも疲れているだろう。
それでも......生きている。
いつの間にか割れていた空もかつての美しさを取り戻していた。
風が頬を撫でる。
誘っているのだろうか。
「お疲れ様、終わったみたいね」
いつからいたのだろうか。
リナリアが冒険者の元へと歩いてくる。
「テンペスト、待ってるわよ。
彼女......嵐みたいに機嫌がパッと変わるから。
用事があるならさっさと行ったらどうかしら?」
テンペストはさっきも見て取れたように気分屋なのであろう。
リナリアの言葉には嘘はないはずだ。
「僕は......行くよ。
よかったらみんなも来てくれないかな?」
オレットの進みたいという意思は――消えない。
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あんみつ@GMより
遅くなりましたが進行となります。
ヴェンデルベルトは一時的にお借りさせていただきました。
オレットもGM側で簡単に行動させていただきました。
結果は合計25に先制分の3、そしてボーナス点が5で、最終的に33点。普通ですね。
HPダメージ34点とMPダメージ33点をご自由にお振りください。
まあ、もう戦闘はございませんので(・∋・)おそらく(・∋・)
信仰者はお好きなようにしてください。
ただ大したことは話しません(・∋・)
戦闘中で止めを刺したことにしても構いません。
次の進行で行う行動を宣言ください。
・テンペストのもとへ向かう
・ここに留まる
これがおそらく最後の選択行動となるでしょう。
ご自由にご選択下さい(*´∀`*)
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22:06:41 あんみつ@GM 代理ダイス 2d6 Dice:2D6[2,6]=8
22:06:49 あんみつ@GM 代理ダイス 2d6 Dice:2D6[3,1]=4
22:58:51 あんみつ@GM HPダメージ 10D6 Dice:10D6[5,2,1,6,2,6,2,5,2,3]=34
22:59:01 あんみつ@GM MPダメージ 8D6 Dice:8D6[6,2,3,6,5,5,2,4]=33