祈りの曲
>「でも一個だけ覚えておいて。
あなたの価値を決めるのは他人かもしれない。
でも、あなたが在る意味を決められるのは――あなただけなのよ」
わたしに価値があるから、在る意味があるんじゃ...
わたしが人に何かできるから、生きいてもいいんじゃなかったのか
自分でそう決めたなら、確かにそうんだろう。でも、他の目を気にしないで考え直すこともできる
「...もしかして、そういうことなのかな?」
* * *
>「ちょっとそこで待ってて」
リナリアさんが弦を鳴らすと、そばに穴が開いた
そこから森が見える。不思議だ
「すごい!どうやったの?」
>「そもそもこの場所には入り口なんてないの。
私たちが望めば望んだように道は開く。
道っていうものは本来こういうものなのかもしれないわね」
「...そうだね
わたしもそう思うよ」
* * *
ちょうど良い場所を見つけたら、盾を使って軽く土を掘った。近くに落ちている枯れ枝を集めて薪にする
あんまり時間はかけられないから、量はほどほどにしておく。往復を繰り返してアンデットの遺骸と信者の遺体をその上へ移した
実は正式な弔いの儀式は知らない。身内に死んだ人がいなければ、神殿の中へ通っていたわけでもないから、今まで一度も見たことがなかった
それでもわかる。願いを形にしようとすれば、方法がイメージできた
お祈りをすると、手の中にある刃が、暗くて淡い紅色に光る。これを薪へ、次いで遺体へ当てて熱を灯す
神聖な炎が、朽ちた身を空へ変えていく...
この火は破壊と再生の象徴。穢れを浄化してくれる
今までの過ちも、未練も断ち切って、新しい姿で旅立てるように
この剣は意思と勇気の象徴。なぜか感謝している
争った者たちへ、奇妙な敬意を表して
グレンダール様の導きがありますように...
* * *
燃え尽きた遺体に土を被せて戻ってきた
>「お仕事お疲れ様。」
「ありがとう。リナリアさん」
>「――せっかくだから私からも一曲」
とても、落ち着く歌だな。疲れていた心と体にしみてくる
...ちょっぴり眠たくなってきた。頬を叩いて気合いを入れる
>「音楽って素敵だと思わない?
形も言葉も生死も超えて伝わるんだから。
あなた風に言えば祈りもそうなのかしらね」
「おお!確かに似てる気がする
なんていうか...願いとか、想いとか、夢とか、
明るい気持ちが伝わっていくところも、そっくりだな
...ちょっと練習してみようかな」
邪魔にはならないように
「―~~~♪、ゥ~~♪♪~―」
「―ゥ~~♪、、、ン?」
なんか、いつもより浮いてる。いやここに入ったときからそうだったけど、今はますます強くなった気がする
足の裏が、地面についてない
「え?」
>「彼ら、やったのね......思った通りだったわ。
テンペストってば最近何かが欠けていた気がしたから。
きっと埋めてくれるって思っていたの」
ビックリして声を出すタイミングを逃した。もうわたしは空をのぼっている
とっさに、両手を大きく振り続けた
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PL玉鋼より
ヒート・ウェポン行使
現在MP 6 → 4/33
最後に、
オレットと合流して、目的を達成できたか、オレット自信から聞きだすシーン
(タタラは大声で反応します)
オレットから報酬を受けとるシーン(タタラは反応します)
どちらか一方で構いません。話の流れで不自然にならない範囲で、このシーンが欲しいです!