我が身は盾に

 二ェストル(飛龍頭) [2015/11/22 03:21:11] 
 

『おいで ムリアン達...私たち三人にストーンガードを
その後はこの部屋全体に散らばってもらえるかい?』

>二ェストルはアポロを部屋の窓とドアから離し――ムリアンの群れを召喚する。

>土の妖精ムリアンは――その蟻のような姿をアポロのいる部屋中に広がらせる。

>「ね......ネス兄ちゃん、なにこれ?

> うじゃうじゃしてるよー!」


「あぁ、彼らはムリアンといってね 土の妖精なんだ
 よく見ると一人ひとり違うんだよ?」

>――その後庭からクーガがアポロたちのとどまる部屋に駆け込んでくる。

>「今からこの部屋を魔法で施錠します!だれも、ここから出ないで!」

>つまり鍵が開いたときは――敵が現れたとき。

「分かった フィンも気をつけて、無理はしないようにね?」

   *   *   *

>フィンが閉ざした鍵がガチャリと開く音。

>――来た。


『ムリアン! 組み付け!!』

>足の辺りに這い上がってくるムリアンを払おうと手を

>動かすその男の眼は狂ったかのように焦点が定まっていない。

>「コンサートマスター......教主様......。

> 俺は......俺は......」

(...喜びも不安も、自分ではないものに全て委ねて それは本当に幸せなの事なのかい?)

うつろな眼の男が発した言葉に、空間が赤々と燃え上がる。
収束した火球はこの部屋をめざし突進してくる。

『出きるだけ散り散りに! 隙間に身を潜めなさい』

>「うわっ」

「アポロ 息を止めるんだ!」

腕を伸ばし、かばうように抱きしめる。
アポロが呼吸をし、喉が焼かれぬ様に強く自らの身体に強く押し付ける。


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PLより

ムリアンも逃がしつつ【アポロをかばう】です。
精神抵抗が高いので最小限の被害でなんとかなるでしょう。


『』は妖精さんへ「」は通常の言語ですー。