我が身は盾に
『おいで ムリアン達...私たち三人にストーンガードを
その後はこの部屋全体に散らばってもらえるかい?』
>二ェストルはアポロを部屋の窓とドアから離し――ムリアンの群れを召喚する。
>土の妖精ムリアンは――その蟻のような姿をアポロのいる部屋中に広がらせる。
>「ね......ネス兄ちゃん、なにこれ?
> うじゃうじゃしてるよー!」
「あぁ、彼らはムリアンといってね 土の妖精なんだ
よく見ると一人ひとり違うんだよ?」
>――その後庭からクーガがアポロたちのとどまる部屋に駆け込んでくる。
>「今からこの部屋を魔法で施錠します!だれも、ここから出ないで!」
>つまり鍵が開いたときは――敵が現れたとき。
「分かった フィンも気をつけて、無理はしないようにね?」
* * *
>フィンが閉ざした鍵がガチャリと開く音。
>――来た。
『ムリアン! 組み付け!!』
>足の辺りに這い上がってくるムリアンを払おうと手を
>動かすその男の眼は狂ったかのように焦点が定まっていない。
>「コンサートマスター......教主様......。
> 俺は......俺は......」
(...喜びも不安も、自分ではないものに全て委ねて それは本当に幸せなの事なのかい?)
うつろな眼の男が発した言葉に、空間が赤々と燃え上がる。
収束した火球はこの部屋をめざし突進してくる。
『出きるだけ散り散りに! 隙間に身を潜めなさい』
>「うわっ」
「アポロ 息を止めるんだ!」
腕を伸ばし、かばうように抱きしめる。
アポロが呼吸をし、喉が焼かれぬ様に強く自らの身体に強く押し付ける。
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PLより
ムリアンも逃がしつつ【アポロをかばう】です。
精神抵抗が高いので最小限の被害でなんとかなるでしょう。
『』は妖精さんへ「」は通常の言語ですー。