幸運の女神再臨!!
「しゃー、新メンバーも加わった事やしさっそく依頼でも受けっかー♪」
と、依頼を探したのが昨日の事。
で、ちょうど良さそうな依頼がこの依頼やった訳で今日さっそく依頼主の元にやってきた。
今回のメンバーは同じPTのシィノっちにラッキー。
以前他の依頼で同行したことのあるダグの旦那にアリサちゃんとリリちゃん。
それから初めて見る顔であるシャドウのラウラちゃんや。
今回の依頼人はエリック・ジュベって男や。
この歳になって童話は流石に読まんくなったが、それでも名前を耳にした事はある位のそっち方面やと名のある人物やな。
個人的には結構おもしろそうな依頼やないかと期待して話に耳を傾ける。
>「今回は依頼を受けてくれてありがとう。
これが例の本さ」
>「ウオッ、マブシッ!」
>「おぉう......」
>「うわぁ....!」
>「・・・ふむ」
「へぇ、これが十の童話ねぇ・・・」
各々が光る本を見てリアクションを取っている。
十の童話・・・本好きの間では割と有名な本やな。
童話に興味が無い俺でもざっくりとした内容くらいやったら知ってるし。
まぁその本が今フラッシュしてる理由はさっぱりわからんのやけどなー。
つーか今回の依頼、簡潔に言えばこの本をある場所に持っていくってだけの簡単なお仕事。
正直言えばあまりにも張り合いが無さ過ぎて逆に受ける気が失せかねへんような内容や。
せやけど依頼内容の中にはどーーーーしても聞き流せへん単語があった。
《霧の図書館》
なんでも魔法文明時代のレアな本がよーさん蔵書されとるって話や。
ルキスラからちょっと行ったとこにある森に霧が広がった時だけ姿を現すって噂を聞いて、
俺もルキスラに移り住んだ頃には何度か足を運んだことがあるけど、
そもそもあそこら辺に霧が出る事なんてほっとんど無いし、ぶっちゃけマユツバやと思ってた。
>「この本はもともとは図書館にあったものだからね。
きっと君たちを導いてくれると思うんだ」
エリックは霧の図書館が存在すると知ってるかの様に話を進めてる。
実際手にはフラッシュ継続中の不思議本。
コイツが痛い妄言者とかでもない限り、結構期待してええんやないの?
>「さて、それじゃ依頼について最後の確認をするね。
報酬自体は正直僕からはあまり払えないんだ。
でもその代わり、図書館から好きな物を持って帰ってくれればいいと思うよ。
あれは、僕のずっと昔の先祖が作ったものだから」
俺はその言葉を聞いて気が付けばエリックの両肩を掴みかかる勢いで迫っていた。
「マジか!?ええんか!?あっこの本好きなだけ持って帰っても!?男に二言は無ぇ!?」
今回提示されている報酬は1人当たり1500ガメル。
これがただのお使いやったら割りのええ額やろうけど、実際は何が起こるかはわからへん。
不確定要素満載のこの内容やと終わってみれば全然割りに合わんってことも有り得る訳やけど・・・
《魔法文明時代の本を好きなだけ持って帰ってもええ》
本好きにとってこれ以上の報酬は無いやろマジで!?
>「僕も図書館にこの状態の本を持っていったら何が起きるかはわからないよ。
でも、たぶんきっと何かが起きる。
君たちがその何かを見届けて戻ってきてくれるのを待ってるよ――勿論無事にね」
「いよっしゃぁぁぁぁぁ!!俄然やる気がでてきたでぇぇぇぇぇ!!」
ラッキーが加入して早速こんな依頼が入って来るとはな♪
やっぱラッキーは幸福の女神様やで!
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PLより
さてさて遂にセッションスタートですよ。
みなさん改めてよろしくですよー♪
《技能判定結果》
21:20:59 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 見識判定:十の童話 2d+10 <Dice:2D6[1,4]+10=15>
21:21:25 忠弐ヤマイ@アルフェイト ≫ 見識判定:霧の図書館 2d+10 <Dice:2D6[3,5]+10=18>
余裕ですの!