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 シィノヴィア(紫乃) [2015/11/10 21:39:40] 
 

図書館というのは、本がたくさんある場所だと聞いていた。
しかし、扉の先にあったのはただただ広い空間。
床と向こうの階段以外は、闇に沈んでいる。
単に暗いだけなのか、それとも建物以上の広がりを持っているのか。

遠くに目をやると、床の模様に見覚えがある気がしてきた。

>「あれ、この模様って・・・」

>「コレ、今立ってんノハどーヤラ本の上だナー。
> アリサ、端っこカラ覗いテ、タイトルとか見えネー?」

こんなに大きな本、だれが読むのか。
それとも、本を模した部屋。
エリック殿は図書館の本は持ち帰っていいと言っていたが、さすがにこれは無理。
それとも、持って帰ろうと思うことがおかしいだろうか。

>『マー、コレはマルコーには入んネーナー。』
>『当たり前であるっ!』

同じことを考えた者がいるようなので、シィノだけがおかしいわけではないと結論づける。

「それで、何と書いてありますか」

10の女性たちの物語。
向こうの床の絵に、描かれているらしい。
文字と同じく、大きすぎて判別に苦労するが。

数人で探せば、あっという間だった。
最後の絵を見つけたとき、ラウラ嬢のもとで何かが光りだした。

たぶん、大丈夫だと思うが。
いつでも抜けるように得物をにぎり、駆け寄った。

>「・・・みんな。本、見つけたよ。・・・なんて書いてある?」

オレンジの本。
青と同じように、壁にはめれば通れるようになるのだろう。

>「ラウラさん。すこし拝借してよろしいですか?読めばしませんが、今かけている眼鏡で隠れた文字がないか調べてみたいんです。」

本をめくるラキアスを、改めて眺める。
銀髪は偽髪に隠れ、シィノと同じ黒になっている。
眼鏡をかけるだけでも輪郭がかわり、見慣れない顔になる。

オレンジの本はラキアスたちに任せ、アルフェイト殿に近づいた。

「アルフェイト殿。童話本は、変わりありませんか?」



――――PL――――
2つ目の鍵も見つけたし、何か童話本に変化があったりしないかチェック。

20:53:25 紫乃@シィノ ≫ 魔法文明語 2d6+10 <Dice:2D6[5,6]+10=21> 成功
20:53:42 紫乃@シィノ ≫ 本の上? 2d6+10 <Dice:2D6[2,3]+10=15> 成功
20:54:27 紫乃@シィノ ≫ 挿絵探索1 2d6+8 <Dice:2D6[4,1]+8=13>
20:54:36 紫乃@シィノ ≫ 挿絵探索2 2d6+8 <Dice:2D6[3,3]+8=14> 成功
20:54:44 紫乃@シィノ ≫ 挿絵探索3 2d6+8 <Dice:2D6[1,3]+8=12>
20:54:52 紫乃@シィノ ≫ 挿絵探索4 2d6+8 <Dice:2D6[5,3]+8=16> 成功
20:54:59 紫乃@シィノ ≫ 挿絵探索5 2d6+8 <Dice:2D6[1,5]+8=14> 成功