三度目の正直@ダグ
祈り終えると俄かに視界が明るくなる。
辺りには月光が降り注ぎ、不死者達は還ってゆく。
「良き来世を......だなぁ」
ポツリと一言零す。
安寧を祈る相手が間違っている気もするが、
輪廻の後に酒を酌み交わせるのならば、それはそれで良いと思う。
そんな他愛の無い事を考えながら、
紫の書物に依って開かれた聖堂の先へ進んだ。
―*―*―*―
抜けた先は森......ではなく、建物の中に多数の植物が植えられた場所のようだ。
何時ぞや行った実験場とは、趣こそ異なるが似たような印象を受けた、錯覚かもしれんが。
先へ進むと机の上に7つの植木鉢が見えた。
周りを囲む6つには弱った野草が植えられているが、中央に鎮座する鉢にはカードが刺さるのみだ。
仲間曰く、弱った6つへ適切な手入れを行えば良いようである。
「赤鉢は私が受け持とう」
植物の病気を癒せるかは定かでは無いが、
出来る事はやってみる価値はある、多分。
そう心を決めた後、軽く植物へ触れ【キュア・ディジーズ】を行使し始める。
* * *
「フンスフンス」
* * *
「オラオラ」
* * *
「......よし。 病気を治癒出来申した」
魔香草のペーストを塗った包帯を巻きながら、仲間へ病気治癒の報告を上げる。
幾度か失敗したが、まぁ致し方無し。
だが、今になって気が付く。
(妖精の助けを借りれば良かった......なぁ)
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PL(Bake)より:
一応、赤鉢の病気は治癒致しました。
MPの消費は嵩みますが、指輪を使わず何とか出来ました。
掛け声は適当です。 気にしないで頂きたく存じます。
【判定】
21:22:28 Bake@ダグ 見識判定:虚弱草 2d6 Dice:2D6[2,2]=4
21:22:44 Bake@ダグ 病気知識判定 2d6+4 Dice:2D6[4,3]+4=11
21:24:01 Bake@ダグ 病気に罹った虚弱草へ【キュア・ディジーズ】を行使 2d+8 Dice:2D6[4,1]+8=13
23:15:41 Bake@ダグ 再度、病気に罹った虚弱草へ【キュア・ディジーズ】を行使 2d+8 Dice:2D6[3,1]+8=12
23:47:38 Bake@ダグ 三度目の正直、病気に罹った虚弱草へ【キュア・ディジーズ】を行使 2d+8 Dice:2D6[4,2]+8=14
23:48:14 Bake@ダグ 薬師道具セットを併用し、自分に魔香草を使用します 1d+4 Dice:1D6[1]+4=5
23:49:31 Bake@ダグ 出目5で0点・技能による追加ダメージが6点。 合計6点回復致します。
23:50:19 Bake@ダグ ダグリオン【MP】47/50