可能性が無限って素晴らしい
>「すごい光景......ですか?
ここはいつも通りの図書館でございますが。
――もし皆様が何かご覧になったのでしたら、
過去から今まで生き続けている魔法のせいかもしれませんね。」
「魔法ですか・・それかもしれませんね。」
リーブラさんの話しでは今目に映っている図書館の光景が、本来の霧の図書館の姿だそうです。
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>「多分、"十の童話"ダッタものダナー。依頼人に返すカー。
タイトル変わっちマッタけどパワーアップしたミテーだシー?」
「そうですね。返して説明をすれば多分、わかってもらえます。」
シィノさんがアルフのカバンの中に丁寧に押し込みます。変わってしまいましたが、もとは持ち主のエリックさんですし持っていくのは賛成です。理由を聞かれたらさっき話した通りにしますから。
>「ふむ、有り難し。
何れ此方へ訪れた際に返せばよろしいのか?」
>『この図書館を訪れることがあればそちらでも構いません。
もしこの場所を再度訪れる機会がなかったとしても。
時が来れば契約の魔法によっていずれ返却されることとなるでしょう。
――もっともはるかに遠い先のことですけど』
「出来れば、またここに行きたいです。時間がある時にゆっくりみてみたいですから。」
定期的に現れるわけではありませんので、いつになるかわかりませんが、本を返す他に全体の探索とかしてみたいです。
各々好きな本を借りていき私も本を借りていきます。
ふと、思うことが。過去から現在へ続く魔法。・・・確か魔術師で作家でもあった人がこの本を書いたんでしたっけ。
その人は何を思って書いたのでしょうか。気まぐれないたずら心で作ったのかそれとも、まだ未完成の作品があるのに自身の命が長くないことを自覚し死んだあとでも誰かが入ることであらかじめ作っておいた物語の原型を用意して続きを書かせて完成させるとかただの想像なので何ともいえませんが。
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>「おかえり、とりあえず無事みたいで良かった」
『ただいま帰りました。」
エリックさんから暖かい紅茶を受け取り口に含みます。うん。色々ありすぎて興奮気味だった心が落ち着きます。
>「それで......それが"十の童話"かい?
題名も形も変わってるけれど」
>「この本は普通の本じゃないとは思ってたけど。
もうやっぱりなんでもありなのかな。
流石は魔法の本て感じだよ」
もっとこう、驚いたり説明を求められるかと思いましたが、ずいぶんと落ち着いていました。想定内だったということでしょうか。
>「うん、でもおかげでまた興味深いものに出会える予感がするよ。
ありがとう......これは約束の報酬さ。
どうか受け取ってほしいな」
「はい。確かに受け取りましたよ。」
袋を開けて確認します。うん。大丈夫でした。
>「よかったら......その本を読ませてくれないかな。
君たちは中身は読んでみたかい?
「いいえ。」
首を振ります。
>――聞こえてくる声。
音で表してみればバリトン。
何だか心地が良くてうっかり寝てしまいそうです。
>『我が童話集を開きし者よ。
これを読む者の数だけ物語は生まれ、構成されていく。
童話は文章にされて終わりではない。
そこからイメージの翼が広がり――新たな世界へ飛び立っていくのだ。
メルヘン・リライト......童話は何処までも書き綴られる』
その声が止んだ後。
七色の童話集に視線を落とせば、そこにはある一篇の物語のタイトルがあった。
――それは塔ほど長い髪をした乙女の物語。
童話の扉は――開かれていく。
「新たな世界へ飛び立つって夢があっていいですね。」
どこまでもとかそういうのは私は好きです。次にどんなのが待ち受けているのかわからない。ですが、そこが楽しくて心が躍るんです。それがずっと続くならなおさらです。
>「なるほど......。
まだまだ君たち、そしてあのお店とは長い付き合いになるかもしれないね。
また君たちに会えることを楽しみにしているよ」
「ありがとうございます。私も楽しみにしております。では。」
一礼してこの場を後にします。
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>「市で買い物をしてから、手羽先亭へ行きます。
一緒に、いかがですか」
>「アリサー。俺ノ衣装材料も買オーゼー。」
「うん!もちろんいくよ!」
喜んで誘いを受けます。私は植物の本に合うショルダーバックを買いましょう。後は何を買いますか・・・。
そんなことを考えながら街中に向かいました。
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PLより
皆さんお疲れ様でした!
感想は後ほど書きます。
欲しいものが出来てしまいましたので追加の一冊しますがよろしいでしょうか?(合計5冊借りることになります)
【ファインラステン古流ヴィンド派(双剣の型)】に関しての記述された本
双剣使いのラキアスにとって興味があったかなって
以下の報酬を受領します。
・ひとり辺り報酬ガメル
1500G+517G
・名誉点
○基本名誉点(全員)
剣のかけら8個分:37点
○コネクション(全て使用済みとする)
エリック・ジュべと顔見知り:5点(全員)
ルキスラで最近名が聞かれるようになった童話作家。
先祖が高名な魔導師で作家であったと言われ、
彼が遺したという魔法の童話集を持っている。
○PT名誉点
結ひ -ル・リアン-:15点
・メモリーアイテム
緑色の植物図鑑(ラキアスのみ)
草花や樹木などについて詳細に書かれた緑色の図鑑。
詳しい分だけ大きくて重く持ち運びには向かない。
その他借りた本やレシピなど