メルヘン・・・か
本を持ち、建物を出る。
出るとほぼ同時に霧が晴れてきた。
振り返ると建物も消えており、周りと同じような森が広がっていた。
本は・・・まぁ、大事にしよう
~ ~ ~
>「おかえり、とりあえず無事みたいで良かった」
「・・・はい、ただいま戻りました」
紅茶を受け取り、一礼する。
>「それで......それが"十の童話"かい?
題名も形も変わってるけれど」
>「この本は普通の本じゃないとは思ってたけど。
もうやっぱりなんでもありなのかな。
流石は魔法の本て感じだよ」
そんな言葉を聞き流しながら暖かい紅茶を口に含む・・・・・・渋い。
砂糖をやや多めに入れ、かき混ぜる
>「うん、でもおかげでまた興味深いものに出会える予感がするよ。
ありがとう......これは約束の報酬さ。
どうか受け取ってほしいな」
報酬が入った袋を受け取り、鞄に押し込む。中身の確認は・・・後でしよう
今は最初より甘くなった紅茶を口に含もう・・・・・・
>「よかったら......その本を読ませてくれないかな。
君たちは中身は読んでみたかい?」
一度紅茶を飲む手をとめ、首を横に振る。
エリックさんが本を開くと、中性的な声が聞こえてきた
>『我が童話集を開きし者よ。
これを読む者の数だけ物語は生まれ、構成されていく。
童話は文章にされて終わりではない。
そこからイメージの翼が広がり――新たな世界へ飛び立っていくのだ。
メルヘン・リライト......童話は何処までも書き綴られる』
メルヘン・リライト・・・イメージは広がっていく・・・か。
>「なるほど......。
まだまだ君たち、そしてあのお店とは長い付き合いになるかもしれないね。
また君たちに会えることを楽しみにしているよ」
「はい・・・あ、紅茶。ありがとうございました」
紅茶のカップを置き、この場を去ろう。
~ ~ ~
>「市で買い物をしてから、手羽先亭へ行きます。
一緒に、いかがですか」
「えっと・・・はい。よろしくお願いします」
終わった後の宴会、みたいな物なのかな・・・楽しみだ
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PLより
ありがとうございました!
このタイプのセッションには不慣れしたが、楽しかったです。
感想は後日・・・・・・
~報酬~
橙の本、エリックとのコネ、名誉点、貸し出された本。
全て授与します。