悲しい現実
>「うーん、やっぱり手がかりがあると進みやすわね。
> ほんと助かっちゃったわ」
「スムーズに進むに越したことは無いですからね。油断は出来ませんが」
北向きの針を用意したのは正解だったらしい。
「それより、キリエさんは大丈夫ですか? 無理はしないようにお願いしますね」
僕はサバイバルコートで苦が無いだけだが、キリエさんは普通のロングマントだ。
しばらく進むと、魔動機の残骸をキリエさんが見つけた。どうやら飛行船の一部らしいが、僕の目からはスクラップ以外には見えない。
>「これ、飛行船の部品なのよね。
> 空か――あたしも飛んでみたい。
> 自由の風を感じられる気がするから」
飛んでみたい。エレミアさんは飛行船に憧れているのか、それとも自由その物に憧れているのか......
>「貴方たちは空を飛んだことある?
> 憧れたりしない?」
「......飛行船に乗ったことあるんですよ。乗ってから離陸するまでは、ウキウキしていたのですが......その後に大地の素晴らしさを知りました」
最初は確かにウキウキしてた。
ただ、飛行中は上下左右に揺れて酔うし、風に当たっても気分が良くならないどころか、悪化した。
「夢を壊すようで悪いですけど、もし乗るなら酔い止めとかは用意して、事前に飲んだ方が良いですよ」
思い出すなぁ。地面に立っても世界がグワングワンと歪んでいたあの光景、二度と見たくない。
「出来れば、日陰で休憩できれば有り難いのですね。ついでに探させますか」
と言うわけで、妖精を呼んで手伝って貰うことにした。
見渡しても、パッと見て手掛かりになりそうな物は無さそう。
と、呼んだ妖精が横から頭を小突いてきた。その方向を見ると、遠くにだが、大きめの岩がある。
「結構大きめの岩がありますね。進行方向とは別ですが」
手掛かりになる......のかな?
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平山です。
シオンは飛行船に載ったことは有りますが、酔いました。そして、風に当たって更に悪化しました。
※弱点的に
平山@シオン : 探索判定(手掛かり)+フェアリーウィッシュ付き 2D6 → 5 + 1 + (6) = 12 (12/10-16:41:17)
平山@シオン : フェアリーウィッシュ(行使) 2D6 → 2 + 2 = 4 (12/10-16:40:38)
平山@シオン : 探索判定(部品) 2D6 → 3 + 3 + (5) = 11 (12/10-16:40:04)
平山@シオン : 見識判定 2D6 → 2 + 1 + (8) = 11 (12/10-16:38:03)
出目が全体的に酷い。
後半で爆発してバランスを取って欲しい。
※願望
MP26/28