寒い家の中で

 キリエ(シイナ) [2016/01/27 10:08:53] 
 

砂漠の夜は寒い。

屋敷の中は何かしらの魔動機械が動いているのか、震えるほどの寒さを感じるわけではないけれど。
それでも、生活の音もなく、薄ら寒さを感じていた屋敷の廊下は余計に、寂しく、薄暗い。

「・・・駄目だな、どうも落ち着ないや・・・静かすぎて、さ。」

モノマニアに止めを刺す前に、エレミアの両親の部屋を見てみようと、シオン君が提案した。
エレミアもそれに賛成して、まずはモノマニアの部屋を見てみようという事で、屋敷の廊下を歩いている訳だが・・・

戦闘が終わってから、余計にこの屋敷が静かになったような、そんな感じがする。
元々このだだっ広い屋敷には2人だけで、片方は重傷で気絶。
もう片方はエレミアの魔法でお休み中と、見事に動き回る存在が私達だけになってしまった訳で。

そんな屋敷の寂しさというか、息苦しさというか、そんなものにソワソワしながら廊下を歩いた先。
他より豪華な装飾と、屋敷の門にあったものと同じ魔動機。

・・・ここがモノマニアの部屋か。
確か、誰も入るなって言われてたんだっけ。

「私が空けるよ。シオン君は後ろを見ててくれ。
 ・・・無理はするなよ、まだあちこち痛むんじゃないの?」

弾丸の残った銃を片手にモノマニアの部屋のドアを開け放った。

------PL

剣のかけら4つ分振らせていただきましたー。
平山さん残りの5つ分お願いします。

モノマニアは倒したけど一応まだ警戒。
何があるか分かりませんからね!

10:18:00 シイナ@キリエ 剣のかけら 4dDice:4D6[1,2,3,5]=11