【A-2-3】地下へとエスコート
ヴァーミリオンにこの神殿の地下に広がる遺跡について語るエール。
そんな彼女にヴァーミリオンは情熱的な言葉で応える。
>「ありがとう!エール様、ル=ロウドが遣わした天使よ!
>私は貴女の言葉に寄り迷いを断ち切り、進む事が出来る。
>ところで、エール様は地下の遺跡について詳しいのだろうか?
>もし宜しければ、私に貴女と共にル=ロウドの神秘に触れる栄誉を与えて欲しい。」
「ふふ......天使だなんて。
なんとも大げさなお方ですわね」
ヴァーミリオンの情熱にやや困ったように微笑みながら。
「実は私も地下の遺跡にはあまり入ったことがございませんの。
私の役目はこの神殿を訪れたお方に遺跡を巡る自由を授けさせていただくことですから ......ですが、一度見てみたくもあるのです。
この奥にはどんな素晴らしいものが眠っているのか。
これは巫女の仕事ではありませんが......個人的お付き合いさせていただきたく思いますわ」
あまり詳しくないとヴァーミリオンに事実をまず告げて。
>「如何でしょうか?
>宜しければこの手をお取り下さい」
「ありがとうございます。
どうかエスコート宜しくお願いいたしますわね」
白い絹のような手でそっとその手を取った。
* * *
......とは言ってもそもそもヴァーミリオンは神殿の地下への入り方などいさ知らず。
そこまではむしろエスコートするのはエールの方である。
神像の飾られしメインの場所から少し左手に小部屋が有り。
「こちらから神殿の地下へと参れますわ。
地下......というと少し語弊があるかもしれませんけど」
そこの奥には地下へと至る戸がある。
それをエール、もしくはヴァーミリオンが開けば。
そこから地下へと降りることのできる階段が続いている。
思ったよりもそれは明らかに長く深い。
――少し風を感じるかもしれない。
どこかから吹き込んでくるのだろうか。
「では参りましょうか......ヴァーミリオン様。
それとも何か準備など必要でいらっしゃいますでしょうか」
入ったら簡単に戻ることができるかはわからない。
遺跡とはそういうものではないだろうか。
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あんみつ@GMより
エールはせっかくなのでついて行きましょう。
多分ティキが神殿を訪れる頃は時系列が違うでしょう(・∋・)
床の戸については開いても開かなくても構いません。
ヴァーミリオンが開けないならエールが開けます。
ヴァーミリオンは次の行動を選択してください。
具体的なものは以下の2つです。
・階段の奥へ向かう
・ちょっと準備する
他にも何かあればご自由に行動ください(*´∀`*)