何時かのおと連れは未だ遠く
エールの同意を得て、道を進むと再び霧が立ち込める。
陰鬱な霧だ、命の行く先の霧だ、そして...私を置いて行く霧だ。
通路が再び二つに分かれていた時から、その絵を見てなんとなく嫌な予感はした。
しかし、これは余に酷い。彼女にもそして私にも。
『ああっ......ヴァーミリオン様......。
すみません、少し体がうまく動かなくて......』
如何やら彼女はこの霧にノマレタ様だ。
私はエールの手を優しく握り、歩くペースを彼女に合わせる。
労わる様に、労うように、そっとそっと歩いて行く。
そして遂に霧は晴れる残酷なる真実を晒すように。
『困りましたわね......。
もし元に戻らなければどう致しましょう。
まだ次の巫女候補など探しすらしていないというのに』
老いてなお美しい、いや此方にも若き頃とは違う良さがあると言うべきか...。
この様な状態にも彼女は取り乱さず、しかし困惑していた。
そして此方を向き彼女は言う。
「それにしてもヴァーミリオン様は鍛え方が流石に違っておられますのね。
あの霧の影響を受けないだなんて......」
私は、少し寂しくなってでも笑って見せた。
安心して欲しいその思いを込めて優しく答える。
「はい、エール様しかし惜しい事をしました。
このまま老いていれば、今頃お似合いの老夫婦姿を奴に見せ付けてやれたものを...。自分の鍛えた体が恨めしい!
まあ、冗談は兎も角あれを倒してしまいましょう。
大丈夫、あれを倒せば私の時の様に元に戻りますとも!」
まあ、戻らくとも私は貴女を離しませんが。
などと嘯きつつ私はエールの前に出て、デスペアーを構えた。
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PLめぐりです。今回もよろしくお願いします。
さて、今回はヴァーミリオン真面目モードになりました。
少し寂しいのです。だって皆んな先に行ってしまうから。
ダイス
霧 見識判定 2D6 → 3 + 3 = 6 (02/05-20:33:25)
6+11+4+1=22 成功
シェードまもちき 2D6 → 3 + 4 = 7 (02/05-20:45:38)
7+9+4=20 成功、弱点抜きで命中+2
戦闘は攻撃でデスペアーで行きます!
リロード設定: 45秒
2D6 → 1 + 2 = 3 (02/05-21:01:18)
2D6 → 3 + 1 = 4 (02/05-21:01:15)
2D6 → 3 + 5 = 8 (02/05-21:01:12)
2D6 → 1 + 4 = 5 (02/05-21:01:04)
2D6 → 1 + 3 = 4 (02/05-21:01:00)
2D6 → 1 + 3 = 4 (02/05-21:00:57)
2D6 → 4 + 6 = 10 (02/05-21:00:55)
2D6 → 5 + 1 = 6 (02/05-21:00:53)
2D6 → 4 + 3 = 7 (02/05-21:00:50)
2D6 → 1 + 2 = 3 (02/05-21:00:43)
やたら悪い!念の為あと3回しときます。
予備
2D6 → 3 + 4 = 7 (02/05-21:04:13)
2D6 → 6 + 2 = 8 (02/05-21:04:11)
2D6 → 5 + 4 = 9 (02/05-21:04:08)