【B-1-4】水と空の境

>｢うむ･･･冒険者といえば、挑戦だろう？｣

サミュエルの不敵な言葉にラリマーもにやりと笑う。

「そうだな！
　俺もそう思ってるぜ......心からな！」

サミュエルの言葉にラリマーの心も踊ったようだ。
その表情に映っているのは湖に潜るやる気十分の姿だ。

ラリマーはサミュエルの隣に立って準備運動を行う。
高身長なだけあってダイナミックである。

>｢私が溺れたら助けてくれよ、信頼しているよ相棒♪｣

そんなラリマーの尻の辺りをポンポンと叩いてから、サミュエルは湖に飛び込んだ。

「――任せな！
　もし溺れたときは俺が全力で引き上げてやっからさ」

ラリマーは先に飛び込んだサミュエルを追いかけて飛び込んでいく。
空に――いや、湖に。
飛沫が上がる。

　　　＊　　　＊　　　＊

サミュエルの視界に広がっているのは――空であった。
今、どこまでも広がる蒼の中。
雲と雲の間を泳いでいる。

それは、自由に飛んでいるかのような錯覚。
しかし違う――やはり水の中を進んでいっているのだ。
少しずつ息が苦しくなっていく。

サミュエルは雲間の間に虹を見るだろう。
いや、あれは虹ではない。
七色の尾羽を持った鳥の姿だ。
悠々と羽ばたいているあの魔物は......サミュエルの障害となるだろうか。

よく見ればあの鳥の辺りはまるで本物の空のようだ。
もしかして――本当に空なのかもしれない。

もう少し潜っていけば更にその奥が見えるかもしれない。
ただ......おそらく溺れてしまうだろう。
それでも、その先が見たいのかもしれない。
この気持ちこそ――挑戦のスピリットだろうか。

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あんみつ＠GMより

いえいえーだいじょうぶですよー(*´∀｀*)

鳥に対して魔物知識判定が可能です。目標値は18/21です。
成功すればその魔物がレインボーバードだとわかります。
10レベルの幻獣でちょっと敵対的です。

サミュエルは次の行動を選択してください。

具体的なものは以下の2つです。

・溺れてもいいからもう少し潜る
・このへんで引き返す

潜った場合は溺れます。確実に溺れます（・∋・）
引き返すを選んだ場合は更に次の行動を選択ください。

・【カ：翼人の集落】を訪れる
・【キ：風精の森】を目指す(ためにクを訪れる)

他にも何かあればご自由に行動ください(*´∀｀*)