【B-2-6】男と男の勝負

 GM(あんみつ) [2016/02/02 22:53:21] 
 

>「よし、こんな時にはうってつけの、勝負方法があるぞ。妖精殿。
>
>戦場を駆け抜けた男達が、平時に置いても、戦場のスリルを求め、夜な夜な酒場で興
じた遊び・・・ゴホンゴホン、勝負方法だ。」

ラリマーが話を進める中、サミュエルはとある勝負法を提案する。
その勝負こそが......。

>「そう、ロシアンルーレットさ・・・」

タビットらしからぬダンディな声色でゲーム名を告げる。
極めて危険な香りのする響きであった。

「サミュエル......お前って奴は......!」

そんなサミュエルにの言葉にラリマーは真顔でたらりと冷や汗を流す。
流石の彼もつい怯えて引いてしまったのか......。

「最高にいけてる奴じゃねーか!
 運だけの男たちの勝負......。
 俺も大好きなゲームだぜ、気が合うな!」

というわけでは勿論なかった。
さっきのは嵐の前の静けさ......爆発の前の溜めだったのだろう。
今のラリマーはかなりテンションアゲアゲである。

「な、なんだそのろしあんるーれっとというやつは......。
 ぼくにも......いや私にもさっさと教えるんだぞー!」

もっとも銃などとは無縁の妖精であるパックにはそんなゲームなどわからぬようで。
全力で説明を要求しているようだ。

「えっとだな、ロシアンルーレットってのは......。
 ――まあ、サミュエルが説明すんだろ!」

ラリマーは実にテクニカルにサミュエルにスルーパスを投げた。

   *   *   *

「よし、なんとなくルールはわかったぞ!
 面白いじゃないかー!
 でもぼくはそのがんとかいうの使えないからな、おまえが弾を込めてくれよ!」

パックもこの勝負結構乗ってくれているらしく。
人称について気にしなくなっているほどだ。

「そんで......勝負は三人でやるのか?」

当然生まれる疑問である。
パックはサミュエルとラリマーの顔を交互に眺めて尋ねた。

「それなんだが......」

さっきまでとは別人かのようにラリマーは考え込む。
そして彼が紡いだ言葉は......。

「俺はこの勝負の見届け人をさせてもらうぜ!
 ロシアンルーレットに参加できないのは惜しい......実に惜しいけどな。
 これは男と男のマジな勝負。
 数を稼ごうなんてのは無粋なもんだろ?」

ゲームへの不参加だった。
ラリマーは漢らしいキメ顔で数歩下がり、サミュエルの背中を推す。

「安心しな......!
 サミュエルが死んでもお前の勇姿は必ずみんなに伝えてやるから!
 ――行ってこい!」

......ちなみにゲームで使われる弾丸は殺傷力のないものである。


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あんみつ@GMより

いいでしょう、ロシアンルーレットを受けましょう(*´∀`*)

どうせならヒルバレでもいいのよ?
MPは変わらないし(・∋・)

ロシアンルーレットにはラリマーは参加しません。
男らしく見守ります......無駄に。

ゲームについてなんですが、太さんに提案していただいたように6が出たら、
当たったことにいたしましょうか。
パックは7発目でヒットしました。
サミュエル分は前回を使ってもいいですし、振りなおしても構いません。

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22:50:20 あんみつ@GM ろしあん 12D6 Dice:12D6[1,3,5,5,3,3,6,4,1,3,4,5]=43