【B-2-6】男と男の勝負
>「よし、こんな時にはうってつけの、勝負方法があるぞ。妖精殿。
>
>戦場を駆け抜けた男達が、平時に置いても、戦場のスリルを求め、夜な夜な酒場で興
じた遊び・・・ゴホンゴホン、勝負方法だ。」
ラリマーが話を進める中、サミュエルはとある勝負法を提案する。
その勝負こそが......。
>「そう、ロシアンルーレットさ・・・」
タビットらしからぬダンディな声色でゲーム名を告げる。
極めて危険な香りのする響きであった。
「サミュエル......お前って奴は......!」
そんなサミュエルにの言葉にラリマーは真顔でたらりと冷や汗を流す。
流石の彼もつい怯えて引いてしまったのか......。
「最高にいけてる奴じゃねーか!
運だけの男たちの勝負......。
俺も大好きなゲームだぜ、気が合うな!」
というわけでは勿論なかった。
さっきのは嵐の前の静けさ......爆発の前の溜めだったのだろう。
今のラリマーはかなりテンションアゲアゲである。
「な、なんだそのろしあんるーれっとというやつは......。
ぼくにも......いや私にもさっさと教えるんだぞー!」
もっとも銃などとは無縁の妖精であるパックにはそんなゲームなどわからぬようで。
全力で説明を要求しているようだ。
「えっとだな、ロシアンルーレットってのは......。
――まあ、サミュエルが説明すんだろ!」
ラリマーは実にテクニカルにサミュエルにスルーパスを投げた。
* * *
「よし、なんとなくルールはわかったぞ!
面白いじゃないかー!
でもぼくはそのがんとかいうの使えないからな、おまえが弾を込めてくれよ!」
パックもこの勝負結構乗ってくれているらしく。
人称について気にしなくなっているほどだ。
「そんで......勝負は三人でやるのか?」
当然生まれる疑問である。
パックはサミュエルとラリマーの顔を交互に眺めて尋ねた。
「それなんだが......」
さっきまでとは別人かのようにラリマーは考え込む。
そして彼が紡いだ言葉は......。
「俺はこの勝負の見届け人をさせてもらうぜ!
ロシアンルーレットに参加できないのは惜しい......実に惜しいけどな。
これは男と男のマジな勝負。
数を稼ごうなんてのは無粋なもんだろ?」
ゲームへの不参加だった。
ラリマーは漢らしいキメ顔で数歩下がり、サミュエルの背中を推す。
「安心しな......!
サミュエルが死んでもお前の勇姿は必ずみんなに伝えてやるから!
――行ってこい!」
......ちなみにゲームで使われる弾丸は殺傷力のないものである。
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あんみつ@GMより
いいでしょう、ロシアンルーレットを受けましょう(*´∀`*)
どうせならヒルバレでもいいのよ?
MPは変わらないし(・∋・)
ロシアンルーレットにはラリマーは参加しません。
男らしく見守ります......無駄に。
ゲームについてなんですが、太さんに提案していただいたように6が出たら、
当たったことにいたしましょうか。
パックは7発目でヒットしました。
サミュエル分は前回を使ってもいいですし、振りなおしても構いません。
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22:50:20 あんみつ@GM ろしあん 12D6 Dice:12D6[1,3,5,5,3,3,6,4,1,3,4,5]=43