【B-2-8】水精のお面
>「私は、タビットのサミュエル、コイツは、この土地で出会ったエルフのラリマー、私はココを魔導機械で飛行中に迷い込んだのだが、
>この土地の脱出に、水中を潜っていくルートの発見を模索しいるんだ。
>森のニンフに、あなたなら何とか出来るかもと、聞いてきた。どうにかならないだろうか??あと、つい先程空から落ちてきた魔動機械の様な物体について何かご存知なら教えてくれないか?」
森の奥から現れたホーラにサミュエルは真剣な軍人の問いかけモードで尋ねる。
「魔動機械......?
それはちょっとなんだかわたしにもわかんないな。
美味しいの?」
妖精の化身たるフィーは人間の文明――魔動機には極めて疎い。
ホーラもその例外ではなかったらしく......。
残念ながらサミュエルに出せるいい情報はなかったようだ。
「でも水の中で自由に動くための方法なら知ってるよ。
ねえ、手をこっちに出して......」
サミュエルの手のあたりでホーラは指をくるりと回す。
すると緑色だったホーラの髪が海のような青に染まっていき......。
サミュエルの手はいつの間にか何かを掴んでいた。
それは一見人間かエルフの女性のような顔をしたお面だ。
「ウンディーネのお面。
水と仲良くなれる素敵が詰まっているの。
これをつけていればどんな水の中でも自由なの!」
ホーラが話すにはこれはウンディーネのお面だという。
このお面をつけている間、まるでエルフやウンディーネのように......。
水の中で呼吸ができ、自由に泳げるようになるのだそうだ。
「お面は他にいっぱいあるから。
これはわたしからのプレゼント。
好きに使って遊んでね?」
――ということで、そのお面はサミュエルがもらえるらしい。
「やったな、これで湖の奥まで潜っていけるぜ!」
ラリマーも無駄に嬉しそうだ。
一方のフレンドは未だに地面に倒れこんでいた。
>「おーい、起きろー、フレンドー♪楽しかったぞー、また勝負しようなー♪」
サミュエルは近くに落ちていた木の棒で彼のほっぺをつつく。
「......は!
ぼ、ぼくは生きていたのか......!」
サミュエルのもたらすつんつんとした刺激でフレンドは息を吹き返す。
フレンドはまず木の棒、サミュエル......最後にお面の順に視線を送る。
「あ、もしかしてこれを使って湖に潜るつもりだな?
よし、ぼくもついていくぞ!
今度は泳ぎで勝負だ!
......だから、ホーラぼくにもお面ちょうだい?」
目ざとくお面に目をつけたフレンドは今度は泳ぎで勝負したいらしい。
早速ホーラからお面を受け取って準備万端である。
「泳ぎで勝負?
俺をいったい誰だと思ってるんだ?
負けねーぞ!」
ラリマーは受ける気満々である。
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あんみつ@GMより
ということでサミュエルにお面を渡しましょう。
【分類:道具】に【ウンディーネのお面】を登録しておきます。
効果はうろこの仮面とおなじです。
見た目がちょっとファンシーで可愛いだけ(・∋・)
フレンドはサミュエルについて言ってまた勝負したいようです。
挑戦を受けても断っても構いません。
サミュエルはもし次に何かやりたいことや行きたいことがあればご自由にどうぞ。
普通に行けば、湖の方まで場面は移ります。
また、進行用に2D6のダイスを振っておいてください(*´∀`*)