【B-3-1】潜る前には準備しましょう
>「ああ、私も負けんぞ。軍で鍛えた泳法の実力を見せてやろう!!」
フレンドとラリマーの戦いにサミュエルも名乗りを上げた。
エルフVS妖精VS軍人タビットの奇妙な水泳大会が幕を上げることとなる。
>「ホーラ殿、この贈り物、存分に使わせていただく、ありがとう!!」
そう言ってお面を受け取ったサミュエルはラリマーとフレンドを連れて森を抜けていく。
途中ニンフたちと出会って会話でも交わしたかもしれないが。
それはまた別のお話である。
* * *
森を抜けたサミュエルは再び渡り鳥の通い路を通り抜ける。
前回と違うのは今回の目的地は森ではなく湖であるということ。
そしてフレンドという新たな仲間が加わったということだ。
だが向く方向は違えど、この道の雰囲気は変わっていない。
今回空を飛んでいたのは......ヴァルチャーである。
獣の本能でサミュエルたちの実力を悟ったのか鳥は存在を無視して飛び去っていこうとする。
サミュエルたちの方から仕掛ければ勿論戦いになるだろう。
その場合格下故傷など負うことはまずなくサミュエルたちの勝利になるはずだ。
一応ラリマーとフレンドは無理に戦おうとするつもりはないらしい。
彼らは自由と楽しいことが好きなタイプではあるが、別に戦闘狂というわけではないのだ。
* * *
ヴァルチャーの後は何者にも出会うことなく三人は青空の湖に到達する。
相も変わらず湖を覗けばそこはまるで青空のようであった。
「よーし、ぼくはもう準備万端だぞー!」
振り向けばフレンドはいつの間にかお面をかぶっていたようだ。
その様はまるで祭りに来ている子供のようであった。
「ま、俺はこの体と加護で勝負だから準備することなんてねーぜ。
せいぜい潜る前に軽くストレッチするくらいだな」
エルフのラリマーにはウンディーネのお面は不必要である。
念の為に軽く体をならしておけば準備完了というところか。
サミュエルもフレンドと同様にお面をつければ水の中で息ができるだろう。
もう一つ気がかりがあるとすれば......あの虹色の鳥であろうか。
少し戦いの準備もした方がいいのかもしれない。
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あんみつ@GMより
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とりあえず軽くセッション自体の現状説明なのですが。
こうやってそれぞれバラけた以上個別にセッションからの解放を行おうと思います。
なので行動が遅れたからといって、他の参加者さんに迷惑がかかるということはないです。
また、予定通り進めばサミュエルの残り進行は今回を含めて3~4程度、多くて5というところです。
太さんがご希望でしたら2週間の延長も行いますのでゆっくりめでも最後まで行ける思います。
もし最後までお付き合いしていただけるならぜひよろしくお願いします!(*´∀`*)
では、セッションの描写に戻しましょう。
渡り鳥の通い路で【ヴァルチャー】に遭遇しました。
魔物知識判定が可能です。目標値は9/13。
何もしなければ戦闘になりませんが、何かすれば戦闘になります。
その場合レベル差が凄まじいのでダイスの必要なく勝利できます。
勝利した際は戦利品の決定ダイスをお振りください。
最後の場面でサミュエルは【青空の湖】に到着します。
湖に潜る前に行う準備があればどうぞ。
最低限ウンディーネのお面はつけていないと息ができずまた失敗になります。
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