いざ自由に
―『これまで長い間いろいろなものを見てきた。
儂は......お前の中に可能性を見たのだ。
できれば奴を満足させてやってくれ』―
「......似た話を、どこかで聞いたなあ」
彼はかのドラゴンの退屈を紛らわせてやってほしいと言った。
あの時は対象が美しいもの好きだったおかげで、ニコデムスの鱗と木工技術でどうにかなったが、今回はそうもいかないだろう。冒険譚でも聞かせれば、それで楽しんでくれるのだろうか。
考えながら飛んでいると、次第に空に雲が増えてきているのが分かった。やがて世界は青と白の二色になる。なるほど、これは確かに「久遠の雲海」だ。
しかし辺りを注視してみると、ところどころに宙に浮かぶ島がある。私は穴の縁にいたときに見た、浮遊島を思い出した。あれの正体はこれだったか。
《ほう、面白いな。寄ろうぞ友よ、我は島を巡りたい》
《うーん......》
景色を見ていると、イフリートがここを回りたいと言い出した。
当然、私もここには寄ってみたい。時間はあるだろうが、順序を考えると......そうだな。
《わかった、寄ろう》
竜の加護は、一定時間しか効果がないらしい。それを考えると、竜に会うのは後回しにしてもいいだろう。別に、会う約束をしているわけでもないのだ。
『ニコ、ちょっと空の散歩だ。好きに飛べ!』
PL
短めですが。
ラドンさんとの話に、いつからいるの?と飯とかどうしてるの?とここから出たいと思わなかったの?の3つの質問しときたいです。
とりあえず島々をぐるっと見回してみて、面白そうなものがあれば詳しく調べてみます。
そして雲の下の方まで飛んでみます。理由はニコデムスの気まぐれってことで。
アクロバット飛行とかもしちゃう
19:45:56 キャスパー@ティキ 騎乗判定 2d+13
Dice:2D6[1,5]+13=19