【A-1-2】さあ行こう、塔聳える森へ
GM(あんみつ) [2016/02/04 23:05:24]
>「そういえば、エリックさんお話の結末はハッピーエンドかバットエンドどちらが好みですか?」
物語についてどういったものが好みか。
ラキアスはエリックに尋ねてみた。
「そうだね、僕はやっぱり......幸せな結末の方が好きかな」
子供たちのために文学を綴る彼ならば――当然かもしれない。
>「絵本作家と伺っていますが、物語が出来てから絵を描かれるのですか?
> それとも、印象に残る光景やイメージから物語が生まれるのでしょうか?」
グレースは単なる興味からちょっとした問いかけをした。
「僕はどっちかって言うと物語を書く方がメインだからね。
絵はあまり得意じゃないし、物語の後からかな」
エリックは児童文学が専門だが、絵のない物語も書く。
つまりそういうことであろう。
――さて、最後にグレースが自らの名前を記し。
物語の幕が開く。
「さあ、行ってらっしゃい。
君たちがどんな物語を作るのか、楽しみにしているよ」
エリックに見送られながら四人は物語の世界へ飛び込んだ。
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あんみつ@GMより
ちょっとしたお返しだけ。
続きは後のカテゴリにて。