待ち受けている世界は
合流して依頼主が待つ家に向かうためシェアハウスのリビングで待っているグレースさんのところまで迎えに来ました。
「グレースさんお迎えに来たよ。嬉しそうな顔しているね。まあ無理ないか。それじゃ行こう。」
右手を差し出します。
受けた内容が比較的安全そうな事とグレースさん好みだったので、誘ってみたら予想通り食いつき一緒に仕事することになりました。
シィノさんとアルフも受けることに。心強い仲間達とまた一緒に仕事が出来るなんて幸せの他に例えようがありません。
道中、グレースさんに私が組んでいるパーティメンバーシィノさんとアルフのことについてお話しました。
シィノさんとは錬技の仕事で面識があるため、ちょっとした小話をし、おそらく初対面のアルフことアルフェイトについて主な話です。
彼がナイトメアであることやちゃんぽらんで心配させるところがあるけど銃やリュート演奏の腕がよく信頼もできることなど信頼に関してはシィノさんも例外ではありません。メンバーの中で一番しっかりしています。
ひととおりお話しが終わった後、顔をあげグレースさんを見つめます。その表情はいつもの笑顔とは違い真剣です。
「わかってると思うけど、これは仕事だからね?いつものように、グレースさんばかり構うことは出来ないよ。時に冷たく見えるかもしれないけど嫌いになったわけではないからそこは安心して。」
念のためプライベートと仕事は別であることを伝えました。
冒険者は実力主義で信頼が重要になります。仲が良いのはいいことで組めれば嬉しいものですが、それが甘さやなれ合いとなり仕事に支障が出ることがあってはなりません。私はそうならないよう気を付けてはいますが、グレースさんにそのことをわかって欲しかったんです。
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「こんにちは、エリックさん。今回は物語を紡ぐんですよね?楽しみにしていました。」
ノックした後入り、わくわくしながら挨拶を済ませます。
>「それじゃあ......お願いするね」
エリックさんが開いたのは以前、私たちが頼まれた依頼で変化した七色の童話集でした。
ラプンツェル・・・そういえば、あの不思議な空間の中に見たことがありました。かなり長い髪の毛の女が塔の中に住んでいるおはなしですよね。
>昔の通りならば、そこに君たちの名前を描けば......。
君たちは本の世界へ入っていくことができるはずさ」
名前を書くことが合図になるそうです。
>「ペンがもしないのならば、僕のものを使うといい。
だけど一度名前を記したら、君たちは物語の結末が見えるまで外には出られない。
今までと同じなら......きっとそうなると思う」
「すみません。ペンをお借りします。」
「そういえば、エリックさんお話の結末はハッピーエンドかバットエンドどちらが好みですか?」
質問し終えてからエリックさんからペンを借りて名前を書きこみます。希望があればそれに合わせるつもりです。
名前を偽る必要はありませんので本名で「ラキアス・アルフレッド」っと。言語はどれでも構わず物語に入り込むには関係ないとのことなので、シャドウ語で書くことにします。 単に書きやすいからです。
「お?おぉー!」
全員が書き終えた後、眩しいくらいの光が全体を包み込みます。たどり着いた世界で待っているものは一体何なのか想像するだけでもわくわくしてきます!
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PLより
書きこみ一番乗りー。
コルチョネーラさんへ
こんな感じに合流してみましたが、修正してほしいところがあればなんなりといってくださいね。
戦闘スタイルについてここは無難に〈攻撃〉にします。
あんみつGⅯさん質問。
戦闘スタイルは一度決めてしまうと二度と変更できないのですか?