王子と狼

 グレース(コルチョネーラ) [2016/02/09 08:21:13] 
 

僕は、先行するラキアスの後を走る。
どこまでも、同じ景色が続くかと思いきや、赤い屋根の白い塔が見えてきた。

馬はそこに向かっているのかもしれない。

しかし、森の中の塔とは。周囲を寄せ付けない雰囲気といい何とも不気味な感じがする。
ラキアスはどう思うだろう。寧ろああいうものに興味を示しそうにも思えるが。


ラキアスは足を止めていた。何かを感じ取ったらしい。
残念ながら、僕には何も聞こえない。恐らく何かを聞いたんだと思う。


「目で見たほうが良いかもしれませんね。」


正体を見れば大体は判明するだろう。近づいてくればそれはわかる。

「白馬とは解りやすいですね。童話の常識なら彼は王子で間違いなさそうですけど。
 パックリーダー率いる狼の群れ...ですか。とんだおまけがついたものですね。」

動物ならナイフより、煙のにおいを嫌がる。
これは山火事から身を守るための防御本能で、先天的に嫌なものらしい。
僕は、たいまつに火をつけた。


「護衛の一人もつけずに、高価な装備をされているのですから、護身の心得はおありでしょうが
 せっかくの御馬を馬刺しにはされたくないでしょうし。参りますか。」

僕らは狼と対峙する。そして、いかにも王子らしき人物にこう言った。

「すぐ片付きますので、しばらくお待ちいただけますでしょうか。」

そうは言っても、彼が戦うようならサポートするつもりでいる。

どちらにしても、楽勝だろう。

狼にはこう言う。

「ローストされたくなかったら逃げたほうがいいですよ?」


* * * * * * *


コルチョネーラです。

松明持って狼を駆除します。

王子戦うようならサポートする感じになります。

グレースはどちらかというと「追い払う」感じですが、ラキアスさんは容赦しないでしょうね。

21:17:57 コルチョ@グレース ≫ まもち(パックリーダー) 2d6+7 <Dice:2D6[3,3]+7=13>
21:16:29 コルチョ@グレース ≫ まもち(ウルフ) 2d6+7 <Dice:2D6[3,3]+7=13>
21:14:53 コルチョ@グレース ≫ 聞き耳判定 2d6+4 <Dice:2D6[2,3]+4=9>

08:06:06 コルチョ@グレース ≫ シチュエーションダイス 1d6 <Dice:1D6[3]=3>

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