告白早すぎます
パックリーダーに勢いよく突っ込みサーベルで喉元を斬り、間髪入れず顔面にカッツパルゲルを叩き込む。
その間にウルフ達が噛みついてくる。随分のろまだ。そんなものは当たらない。
まだパックリーダーが生きている。浅かったようだとどめにサーベルで心臓を貫く。
リーダーがいなくなれば残りは慌てふためき統率が取れなくなるだろう。後は一匹ずつ確実に仕留めるだけだ。
一つまた一つ命を刈り取ってゆく。逃げ出そうとするものもいたが逃がさない。なぜならそのウルフの向かう先はグレースさんなのだから。
まだ生きていないかどうか確かめにサーベルの剣先で突き刺した。うん。大丈夫。
ところで、さっきから視線を感じる。まだ近くにこいつらの仲間がいるのだろうか.。
>「素晴らしい......実に素晴らしい身のこなしでした。
月のように美しくも強い心を持つ貴女。
もしよければ僕の城に住みませんか?」
ああ、すぐわかりました。この人の視線でしたか。 血で汚れている武器を持ったまま握られました。 正直困惑しています。
そんなことをする人は初めてです。権力者の中にはシャドウを恐れ忌避する人もいます。実際、嫌がれたこともあります。
おまけに発言がアレなので引くと思っていました。
>「ああ、僕としたことがついうっかりと。
名前を明かさぬままこんな事を話すなんてあまりにも不躾でしたね。
僕の名前はレタス・ザラート......南の城の王子です。
美しいお嬢さん、貴女のお名前を伺ってもいいですか?」
やっぱり王子様でしたか。しかもがっつり握られて離せないです・・・。捻りあげることもできませんし・・・ナンパ?されました。
まあ、名前は教えても大丈夫ですか。
ちらっとグレースさんのほうに視線を送ります。
「ラキアス・アルフレッドと申します。素敵なお誘い有難うございます。お気持ちだけ受け取ります。それにレタス様にはもっと綺麗な女性に訪れますよ。」
出来る限り傷をつけないように断りました。
お城での生活など私には眩しすぎます。『自由に生きる』のがいいんです。
「レタス様見たところ護身の心得はお持ちのようですが、お手合わせ願えませんか?」
気になっていたことを質問してみます。護衛がいないことや鎧に武器もっているはずなのにすぐさま追い払わなかったのかなど。それと一度戦ってみたくなったからです。ついついね。
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>「そういえば、貴女たちはどこへ向かっているんですか?」
「ええと、この先にある塔に向かおうとしています。」
>「実は僕はあそこの塔を目指していましてね。
城の神官にして予言者なる人物曰く――麗しい長い髪の女性が閉じ込められているとか。
そんな可憐な乙女をこんな森の中に居させるわけにはいかないですよね?
だから......僕は彼女を救いに来たんです」
「監禁でしょうか?行き先が同じならご一緒にいかがですか?私達も今からその塔に向かうところでしてどうですか?」
多分、その長い髪の女性がお姫様なんだと思います。監禁されているならば近くに犯人もいるかもしれません。
・・・・これは私の馬鹿な考えであってほしいのですが、その犯人がアルフもしくはシィノさんになっていたらどうしようって。
そんなことにならないよう祈っています。
何もなかったら村のほうへ向かいましょう。お城は・・・手がかりがなくなった時に行きますか。
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PLより
塔に向かうことにします。王子様の告白は丁寧にお断りしますね。はっきりと言ったほうがよかったかな?
野菜のあの呪いラキアスでもキツイ。出目9でないと無理です。
シィノごめん。距離的に近いアルフのところから回収だ。