話を聞こうか

 シィノヴィア(紫乃) [2016/02/15 21:16:30] 
 

>「なんだい......もう手伝ってもらわなくて構わんよ。
> ああ、そうか。
> お前は今森から出られんのじゃったか。
> 行く場所がないんならしょうがない......私についてくるといい。
> じゃが、ちょっと野菜が足りんな。
> 良さそうなものをちょっと採ってきてくれんか?」

うなずき、別の籠に野菜を足していった。
老婆のもとへ戻ると、後ろについて歩き出す。

が、いくらも行かないうちに、その人は現れた。
殺気。
籠を地面に置く。
かがんだ体勢のまま、様子をうかがった。

>「か、覚悟しろ!
> 魔女ゴーテル!」

>「またあんたたちかい?
> 飽きないねえ......」

普通であれば、迷わず老婦人をかばうべきなのだろうが。
状況が、普通でない。
刃物をものともせぬ老婦人と、対峙しているだけで怯んでいる男性。

まったく、どちらを助けるべきか判然としない。
そもそもシィノには関係のない因縁だろう。
しかし、シィノの手の届くところでこのように物騒なことをされるのはよくない。

どちらが動いても対処できるよう、老婦人の左、少し後ろに立った。
それから男性に向けて、好奇心のままに口を開く。

「こちらの方が何かされましたか」


――――PL――――
男性が攻撃してきたら、多少手荒にでも止めようとします。
老婆は魔法使うのかなー? もし呪文唱えたり攻撃しそうな動きをしたら、足もとにダガー投げて牽制です。気をそらせたらいいな。
2人が言葉を交わしているだけのうちは、おとなしく聞き耳たててます。
PLはただならぬ事情に興味津々。