教えてください
>「ふん、お前の勝手にするといいさ。
> だが忘れるんじゃないよ......お前はこの森から出ることができない。
> そして覚えておくといい。
> ――あたしはお前に対しても容赦はしないよ」
「お疲れさまでした」
ゴーテル殿が塔へ向かうのを確認して、男性たちの手当てを始めた。
―*―*―*―
目が覚めたとたんに騒がれても面倒なので武器は取り上げ、まとめてシィノの荷物のわきに置いた。
ほとんど峰や柄でなぐったので、血はそれほど流れていない。
手当てが楽で助かった。
あざはしばらく残るかもしれないが。
>「お、お前は......!」
リーダーらしき男性が目を覚ました。
>「あんた......一体何者なんだ。
> 怪しい仮面をしているし、魔女の傍に控えていたから奴の仲間だと思っていたが。
> もしかして違うのか。
> 違うって言うならその仮面を外してくれ」
怪しい仮面......。
仮面を着けたら着けたで、けっきょくは怪しく見えるらしい。
小さくため息をついて、仮面を外した。
当然だが、着けていないほうが視界がよくなる。
「シィノはシィノ。通りすがりです。
行くあてもないのでゴーテル殿について行ったところ、あなた方に囲まれました」
>「なあ......あんたが魔女の仲間じゃないなら頼みがある。
> 魔女の討伐を手伝ってくれないか?
> あの子を――俺たちの娘を取り返したいんだ。
> 俺の妻は病気でな......もしかしたら先は長くないかもしれん。
> だからまだ間に合ううちに――あいつに逢わせてやりたいんだ」
「すぐには返事をしかねます。
シィノにとってあなた方が敵でないように、シィノがゴーテル殿に剣を向ける理由もない」
用心棒をしていたときから、シィノの"正しい"に反する依頼は受けないようにしている。
「それに今は、この文様が消えるまで、森から出られないそうです」
左手の甲を日にさらすと、それはまだ銀色に光る。
「ゴーテル殿は『約束を守ってもらっただけ』と言っていました。
あなたとゴーテル殿は何を約束しましたか」
――――PL――――
ごめんみんな、ゴーテルばあさんとお別れしました(事後報告
この男性をはじめとする村人たちはゴーテルの敵。
ラプンツェル連れ出そうとしてる王子もゴーテルの敵になるのかな。
シィノがあのままゴーテルについて行ってたら、それはそれでおもしろそうだったんですけどね。
なんか合流が遠のいた気がしますが、そっちは3人だからなんとかなりますよね!
物理的に頼りになるのはラキアスだけですが!
王子さまも戦えるのかな?
アルフは魔法ダメージたたき出せるし、回復&参謀のグレースもいるし、心配はしてない。