心のケア
シィノさんの言葉は確実に届きました。辺りにたちこめ高まっていた魔力や二人の怒りの感情が霧散し雨と共に溶けていき、ただ雨粒が地面に落ちる音のみ響く。森は平穏を取り戻したのが証拠です。
>「行ってくるといいさ。
......森の端まで」
>「お婆さん......ありがとう」
>「いいや、そもそも感謝されるような人間じゃないんだよ......私はね」
>「彼女は必ず僕らが守ります。
僕の全てにかけて誓いましょう」
>「――好きにするがいいさ」
ゴーテルさんの顔はまるで憑き物が落ちたようでした。
長年自分を支えていた心の柱が倒れたのです。無理もありません。
さてと、このまま放っておくのはあまりにも不憫に思えてきます。
会話の中にちらほらとネガティブな発言が目立ちますのでそのまま旅立たれるのは私も気分がよくないです。
前から引っかかってはいましたが、なんと言いますか悪役なんでしょうけどとてつもなく殺したい完全に救いようのない奴とはちょっと違う気がするんですよね。
>「お気をつけて」
「いってらっしゃい気を付けてくださいね。」
グレースさんはラプンツェルさんの両親の奥さんの治療のため出かけました。道中。ミモザを探したいと言われましたので、おそらく野伏の心得のある私に来てほしいかとおもわれますが、断りました。
心のケアをゴーテルさんにしたいです。 もう敵意も感じられませんので大丈夫でしょう。
「ゴーテルさん。雨に濡れて寒いでしょう?これを貸します。どこか雨をしのげる場所に行きませんか?」
来ていた迷彩ローブを脱ぎ、差し出します。
私はまだ若いです。多少雨にぬれても風は引きませんよ。
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PLより
シィノを置いてけぼりはしないんだぞ☆ということで残ります。
ひとまず三人で雨をしのげる場所に移動したいな。小屋かな?近いから。
そういえばドアぶっ壊したんだったw怒られそう
エントレット出てきたら色々聞けそうなのになゴーテルかなり心がお疲れだからカウンセリング要りそう。
呪いの解除方法とか聞けたらいいな
コルチョネーラさんへ
グレースさんの推理や情報を共有したということにしてもよろしいですか?