両親
>「魔女になったきっかけ?
そんな不幸な話が聞きたいのかい?
お前も変わったやつだねえ」
「ははは、よく言われます。ただ単に気になっただけですよ。迫害されても今も魔女を続けているのは誇りをもっているからかなって」
まあ、私は同族と比べたら変わり者です。 言いたいことをよく口に出しますし様々なものに興味を持ちます。 良くも悪くも関係無く。 故に小柄な体格と相まって幼く見られますので否定はしません。
治す気は一応あります。>「まあいいさ......別に大した話じゃないよ。
私はね、生まれた時から魔女なのさ。
魔女になりたくなったわけでもないし、何か切っ掛けがあったわけでもない。
そうだねえ......切っ掛けがあったとするならそれは――この世界に生まれたことさ」
ゴーテルさんの話いわく魔女になったのは生まれつきだそうです。
これだけを聞くと魔法を使う際のあの複雑な手順と呪文をすぐ扱えるようになるのは魔法の適性の低い私にとってうらやましいなと思います。
でも、本人は....
>「私には運命は変えられなかった。
だって、もうそのように生まれてしまったんだ。
後戻りはできない。
たとえ死んだとしてもそれは別のステージに進むだけさ。
魔女として生まれた私はいつまでも魔女として在り続ける。
――どうしようもないことはこの世にたくさんあるんだよ」
とても辛かった。言葉の代わりに顔で現れていました。おそらく理解者も少なかったのでしょう。この悩みを誰にも打ち明けられず周りの人から拒絶される。どれほど苦しかったのかはきっと私が想像した以上だと思います。
生まれはともかく生きることにも絶望的な捉え方をするのは物語だからでしょうか。
>「そもそもこの世界で選択できることなんて少ないものさ。
お前たちはどうして今のように生きているんだい?
全て自分で選択した結果だと言えるのか?」
「命の恩人の行動に感銘を受けたからです。敷かれた道は選べませんが、進むかどうかは選べますから、この生き方の道に進むことにしたんです。
決して楽ではないとしても、全て自分で選んだ道だと思っています。」
>「私が魔女として生まれて何よりも恨んだのは母のことだったさ。
だからなのかもしれないね、私が母になれない身体になったのは」
........ふと、両親を思い出しました。私とよくささいな事で口喧嘩をしましたが、生まれた私をどう思っていたのかを。
>「本当に......戻ってくるのかね......?」
「はい。彼らは一度決めた約束を守ります。なので私も信じて待ちます。」
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PLより
アイベックスです。
簡潔にですが投稿しました。
私はいっそのこと両親共に城に連れ出してもいいんじやないかなっておもっています。
ある程度慣らすのは必要そうですが。