著者解説:オート戦闘形式(てすとver)について

 GM(あんみつ) [2016/01/31 09:46:11] 
 

《オート戦闘形式(てすとver)について》

【戦闘スタイル】

 戦闘内でPCが取りうるスタイルには以下の6つがあります。

《攻撃》
 戦士系技能のテンプレートスタイルです。
 魔法使い系技能の場合基本的にダメージを与える魔法しか使いません。
 持っている近接武器か遠隔武器、または魔法で任意の敵を攻撃します。
 攻撃方法はフレキシブルで必要以上のリソースは消費しません。

《猛攻》
 とりあえずダメージを出すためにはリソースを惜しまないスタイルです。
 《魔力撃》や《全力攻撃》などはほぼ必ず使用し、
 MPを顧みず高威力の魔法を行使します。
 スピーディーに決めたいときや問題なさそうな時にどうぞ。

《回復》
 回復魔法やアイテム類などでの回復を行います。
 HPが8割以下になりそうなPCが存在する場合、回復を行います。
 HPに余裕がある場合は《強化》>《弱体》>《攻撃》の順にスタイルを変更します。

《防御》
 《挑発攻撃》や《かばう》などを持っているPCのみ選択できます。
 その名の通り防御を優先して行うスタイルです。
 護衛対象は指定がなければもっとも危険な場所にいて防御力の低いものになります。

《強化》
 魔法や賦術、呪歌などにより味方の強化を行います。
 なるべく使用するリソースは最低限になるよう行動します。
 これ以上強化先がない場合《弱体》>《回復》>《攻撃》の順にスタイルを変更します。

《弱体》
 魔法や賦術、呪歌などにより敵の弱体を行います。
 なるべく使用するリソースは最低限になるよう行動します。
 これ以上弱体先がない場合《強化》>《回復》>《攻撃》の順にスタイルを変更します。

【行動順について】

原則PC側も魔物側も以下の順番で行動を行います。

《回復》⇒《防御》⇒《弱体》⇒《補助》⇒《猛攻》⇒《攻撃》

同じ行動を選択しているキャラクターが二体以上いる場合、
敏捷性の高い順(魔物の場合は先制値)の高い順に行動します。
騎獣や妖精などについては、術者の次に行動します。(《マリオネット》がある場合を除く)

【確定1R行動について】

先制判定にPCの中で一人でも成功した場合、1Rの行動に限り自由に行動を選択できます。
PCがどのようなスタイルを選択していた場合でも左右されず好きな行動ができます。
確定1R行動についてはご自分で判定からダメージまでお振りになって構いません。

【最低保証行動について】

戦闘スタイルによらず、以下の二つの状況になれば特定の行動を行います。

・残り僅かで敵のHPを0にできるときは、一時的にスタイルを《攻撃》に変更します。
・残り僅かで味方のHPが0になりそうなとき、一時的にスタイルを《回復》に変更します。

詳細な程度につきましてはGM裁量で行動します。

【移動妨害について】

《防御》を選択しているPCは可能な限り移動妨害を行います。
その他のスタイルを選択していて移動妨害が必要な場合、回避力、防護点、HPが最も高いPCが行います。

【やってもらいたいこと】

戦闘処理用のダイスとして、

・魔物の種類ごとの魔物知識判定用ダイス
・先制判定用ダイス

をダイスチャットなどを利用しお振りください。
また戦闘処理を行うためのダイスとして、2D6を5~10回ほどお振りください。
実際の戦闘では一つ目から順番に該当するダイスの出目が出たものとして処理を行います。
その性質上可能であれば、いっぱい振っていただいた方が事故がなくなるかと思われます。
先制を奪取していた場合は、【確定1R行動】を決定し、結果をお出しください。

そして最後に6つの戦闘スタイルから一つお選びください
それがその戦闘におけるPCの行動決定基準となります。

わからないことがあればGMに直接か相談所までどうぞ!