再出発の日

 タタラ(玉鋼) [2016/03/08 23:47:25] 
 

戻ってこれたぞ...ッ!
 
キャンプの中には、はっきり名前が出てくる人から顔もみたことがない人までいる。オレットさん、カイルさんはもちろん、ザラックさんにも会えた!
 
 
作戦の説明と依頼者側の自己紹介を聞いている間も、心臓がゴンゴン響いてきて落ち着かない。少しづつ近づいてくる、突撃の瞬間が待ち遠しくて、この貴重な時でさえも必要以上に長く感じた
 

「まあ気楽に行こうよ、ガチガチだとできることもできないしね」

ってエミールさんが言ったけど、肩の力を抜けない。意識するほど、逆に全身の筋肉が固まってくる
作戦によれば、わたしたちは目標を直接奪還する、一番大事な役になる。ほぼ全部がかかった圧力と、失敗の文字で、嫌でも自分を追い込んでいた
 
 
 
...オレットさんの自己紹介の後、目が会った気がした。右手を2回、開いて挨拶してみる
ほんの少しだけ、気分がほぐれたかもしれない
 
きっとわたし以上に、ここに参加できることが嬉しいはずだ。緊張も相当なものだろうけど、リラックスできてる様に見えた
 
 
イェァ!成功できるさ
そのために準備してきたんだからッ!
小道具を詰め込んだカバンの帯を握りしめる。やれると考えれば、弾けそうな心もちょっぴり静まってきた
 
 
それから、冒険者側の紹介に移る。とにかくまずは、名前と顔を頭に叩き込むことへ集中だ
 
「ナマ・ノンケと申します。
 まだまだ未熟な新入り冒険者ですが、よろしくお願いします。」

なんか、気品のある人だな。いや、不思議な...神秘的な感じかな?
犬に近いモチーフの画面をしていて、ちらっとしか顔が見えなかった
 
「私は「賢い」野良メイド件冒険者、フィーリアと申します。
もしメイドを雇いたいと思うことがあればわたしにお声掛けください!」

説明の間にしていた相槌から、明るい人かなとは思っていたけど、個性も強そうだ。もしかして、雇い主の居ない使用人ってことなのかな?
 
 
ああ、自分のことを忘れてた。左手で帽子を上から押し付けて、口を開く
「初めての人ははじめてまして
わたしはタタラ・スマイサー。よろョしく」
舌噛まなくてよかった
 
 
チームを分けて、二つの入り口にそれぞれ向かうとのこと。オレットさんとカイルさん、それからナマさんとフィーリアさんが一緒だ
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PL玉鋼より
キャラクターシートを修正しました。ありがとうございます!
 
GMへ2点質問です
次のシーンにすぐ突入の場面になると思うので、「このシーンの少し前に《接合潤滑剤》を使用していた」としてよろしいでしょうか?
それから、現在は夜なのでしょうか?雰囲気のイメージのために、可能であればお答えください
 
 
ビルドはこのままでも大丈夫...だと思います