有明の偏西風

 タタラ(玉鋼) [2016/03/13 00:13:48] 
 

レオンハルトさんの戦士ジョークと、ヴォリアさんの意外性がちょこっと面白かった。だけど、ザラックさんの質問で凍りそうになった
 
 
決してあり得ない話じゃない。それなのにわたしは、自分の失敗か上手く行くことしか考えてなかった
すでに手遅れだったら、オレットさんとカイルさんにはなんて声をかけたら...元気づけられるんだろう?
大丈夫だとは思うけど、もしものときに冷静さを保てるように、頭の隅に置いておこう

  *   *   *
 
墓石の下に入り口があるだなんて、これじゃあその辺の人には見つからないだろうな。隠れ場所にぴったりだ
嫌な雰囲気の道で不安になるけど、ワクワクも感じる
 
 

「あ!そうだ!冒険者の皆さん!
これをお守り替わりに!」

 
「ぉ?ありがとう」
フィーリアさんが小さくて青い石をくれた。水をすくいあげるように両手受け取って、不思議な粒をのぞきこむ
「なんだろう...魔晶石じゃないよね
歩きながらでいいから、どんなアイテムか聞いていいかな?」

  *   *   *
 
天上や後ろを見たり、残念な場合でも気力を失わないための言葉を考えたりしながら進む。抑えの効かない心臓にも、慣れてきたと思う
 
 

「タタラさん、あなたにまた会えて嬉しいです。
 お元気でしたか?」

 
「あ、うん!もちろんだよ
体はけっこう頑丈だからね。寒い季節でも風邪はひかないんだ
あとはもう少し剣の腕があれば怖いものなしなんだけどなあ...あんまり上達できなかったや
 
でもきっと成し遂げてみせるよ!きっと、、、きっと、...」
  *   *   *
 
「僭越ながらここで一曲......歌わせていただきます...!」
突然フィーリアさんが歌いだした!...案外悪くないかもしれない
暗い道を、沈んだまま歩いたら、気持ちまで暗くなっちゃう。歌のおかげで、それが晴れてくる
わたしも心のなかで、浮かんできた音を繋げて歌うことにした
 
 
...ナマさんが何か食べてる!?
ああそうか、空腹で動きが鈍ったら困るから、今のうちに満たしておくのか。わたしもパンとか食べた方がいいのかな...
  *   *   *
 
きゅうくつな通路と対照的で、息を呑むほど広い。威圧感のある神殿と、その前に群がる敵を見て、冷たい汗が出てくる
 
「お前たち、アンデッドも探求者たちもボコボコにしてやろうぜ!
 大切なのはたった一つだ。
 死ぬな......生きてやり切れ、行くぞ!」

冒険者達がリーダーの声に続いていく
 
叫びたくなるのをぐっとこらえて、グレンダール様へみんなの加護をお願いしながら、不死者の裂け目を突っ切る。
もう振り返る余裕もないだろう。ここまで来たら、あとは走りきるだけだ!

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PL玉鋼より
忘れてた!
22:52:11 玉鋼@タタラ SQ用ダイス 1d6 Dice:1D6[2]=2
SQ2:ガードブルー(カイルの命を守った状態でセッションを終了する)
OK!

消魔の守護石の知名度が13だと今気づいた!
タタラはたぶん知らないでしょう...今更質問RPして申し訳ありませんやりたかったんです!

どうして偏西風の進行方向が東なんだッ!!