【B-2-2】麗月門の番人

 GM(あんみつ) [2016/03/14 21:05:36] 
 

>「確かに、魔法の適性が低いシャドウの身からすればタビットやエルフを羨ましく感じる事なんてしょっちゅうだな」

>「私達は敵ではなくチームです。苦手なことは得意なメンバーにお願いすればいいのですよ。ですから、頭脳労働はお願いします。その代わり、肉体労働はお任せください。」

>「そうだ、俺達が後ろから援護するからこそ、仲間は思い切って前へ進めるんだ。
> それに魔法は凄まじい力がある。それこそ、俺でさえ簡単に吹き飛ばせるぐらいのな。」

ミハイルのちょっとした僻みに対して、三者三様の言葉をかける。

「そう言ってくれるならとても嬉しいです。
 そうですね、僕たちは一人ではないんですから。
 一緒に頑張っていきましょう!」

ミハイルの表情に笑顔が広がった。

   *   *   *

リオンたちがアンデッドや教団員たちを相手にしていく中。
五人は神殿に向かって駆けていく。

石造りの神殿の麗月の扉。
それがひとまずの目的地だ。

「カイルさんと調べたんですが、麗月の扉の先は......。
 主に神殿に暮らす人たちの通り道になっていたそうです。
 それに合わせた仕掛けがあるという話も聞きました」

小さな体で走りながら、ミハイルは三人に向けて語る。
自分たちが向かっている先には神官たちの通り道があるのだと。

そのまま入口まであと僅か......というところで。

「まあ当然だけど何とも戦わずに、とはいかないか」

「でもあまり危険な相手ではなさそうですよ。
 ――後ろの青い魔法陣は気になりますが」

扉の前に人が立っており、五人に対して迎撃準備をしているようだ。
よく見れば、人の前にはまた二つの人影。
こいつらは......スケルトンだ。

「カイル様たちもきっと奥へ目指して戦っているだろうし。
 僕らもやれるだけやるとしようか!」

このまま進めば衝突し、戦闘は避けられないだろう。
敵の力を思うと、そこまで苦戦することはないだろうが。
何か不安があるとすれば、教団員の傍にある魔法陣か。


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あんみつ@GMより

入口の門番と戦闘になります。

【分類:地名】【麗月の路】を登録しておきます。

魔物知識判定をどうぞ。目標値は6/-です。
成功すれば【悪に手を染めた神官】だとわかります。
特殊神聖魔法はメティシエのものを使用します。

もう一つ魔物知識判定をどうぞ。目標値は6/11です。
成功すれば【スケルトン】だとわかります。

最後に見識判定をどうぞ。目標値は11です。
成功すれば、【召骨の魔法陣】というギミックだとわかります。
詳細は以下になります。

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【召骨の魔法陣】

○基本能力

種類:物質型ギミック
物理GP:1 魔法GP
回避:しない 抵抗:しない 移動:しない

○特殊能力

〆召骨の魔法

 【スケルトン】を一体ギミックと同座標の地点に召喚することができます。
 この能力は連続した手番には使えません。

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現在敵側には神官が一人、スケルトンが二体、魔法陣が一つあります。
位置は以下のようになっております。

神・魔 5m スA・スB 10m PC前衛 5m PC後衛

戦闘の発生に対し、皆様は必ず以下の4つを行ってください。

・PCの位置が前衛か後衛かの決定
・先制判定用ダイス(目標値8)
・6つの戦闘スタイルから1つの選択
・2D6の戦闘処理用ダイスを5~15個

カスタム行動で以下のようなものをご記述いただいても構いません。

・敵キャラクターを狙う順番
・より詳細なPC初期位置(前衛から後衛の間に限る)
・状況毎の詳細な行動(選択したスタイルより優先します)

エミールは《防御》を選択します。
カスタム行動として以下の2つを設定します。

・一番残りHPの多い敵キャラクターに《挑発攻撃》を使用する。
・残りHPが8以下の敵キャラクターがいれば止めを刺す。

ミハイルは《攻撃》を選択します。
カスタム行動として以下の3つを設定します。

・HPが10以下の味方キャラクターに対して《アース・ヒール》を使用します。
・HPが12以下の敵キャラクターに対して《エネルギー・ボルト》を使用します。
・回復以外で《魔法拡大/数》は使用しません。

勝利条件は【ギミックも含めた全ての敵キャラクターのHPやGPを0にする】です。
レベル的にすごく格下の敵なのでよっぽど何か起きても苦戦することはないと思います。
戦闘ルールのチュートリアルにどうぞ!