【C-1-4】境界線上の太陽

 GM(あんみつ) [2016/03/30 23:52:07] 
 

>「私は・・・遠慮しておきます。」

ナマは歌ではなく、内容を解読する方を好んだようだ。
カイルと共にナマは内容を読み解こうとするが......。
残念ながら、完璧にとは行かなさそうだ。

――それから少しして。

「まあ......こんなところだろうか。
 スムーズにはいかなかったが......あとは任せたぞ」

カイルとナマはひとまず自らの役目を果たす。
そしてなんとか導き出された歌を紡ぐのは――残された者たちの仕事だ。

>「では!僭越ながら、賢いメイド、フィーリア!コーラスをさせて頂きます!」

「それじゃ、準備はいいかい?」

オレットはリュートを手にしている。
伴奏も準備が出来ているようだ。
あとはいちにのさん、で歌い始めればいいだけだ。

オレットがしっかりとした歌声と演奏でリードしてくれるおかげで、
それなりには歌うことができたかもしれない。
ただとびきり上手には行かず、幾らか危うくなりそうなところもあっただろうか。

「とりあえず、悪くはなかったんじゃないか。
 二人のおかげだよ、ありがとう」

最後の音を奏で終え、聖歌は三人の歌声によって作り出された。

高らかな歌声が部屋中に響き渡っていき......。
ついには背後の壁まで清らかな音色が染み渡っていく。

染み行く音色は壁に楽譜を魔法の力で描いていき、
最後まで描き終えたところで......壁は強い光を放っていく。
最終的に光の中へ消えていくのはいつも通りの話だ。

   *   *   *

道の先は長く続く廊下になっていた。
その様子は先程までと違い妖しく光る青い炎の蝋燭に照らされ、不気味な印象だ。

――ようやく本陣に乗り込むことができたのかもしれない。

「なんとなく寒気がするね。
 ......地下だからかな」

オレットが話すように、確かに少しだけ悪寒がする。
この先に強大な何かが待ち構えているかのような。

「さあ、何とも言えないが。
 気になるというなら少し休んでいくか?
 俺は姉さんを早く救いたいし可能な限り急ぎたいとは思うが......。
 無理して何も成せなくなるのも困るからな。」

中に乗り込んでそろそろ一時間というところか。
何らかの動きは起こり出していてもおかしくはないだろう。

これからの時間をどうするかについて考えるのも大切な役目だ。


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あんみつ@GMより

オレットとカイルを振ってみましたが、結局16以上は一人だったため20分経過です。
オレットの方は無駄に6ゾロですが。
現在のタイムカウントは5です。

危険感知判定を試みることが可能です。目標値は13
成功すれば、ここからが本番だな、という気分になれます。

とりあえずこのシーンまでで一旦タイムカウントの増加をストップします。
今までの蓄積とこのシーンでの行動の結果によって、
次回以降のシーンでタイムカウントの影響が発生します。

回復などございましたらどうぞ!
ほかにも何かあれば行動を起こしていただいて構いません。
もちろん何もやらずに突き進むのもオッケーです。

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23:21:41 あんみつ@GM カイル代理判定 2d6+7 Dice:2D6[5,2]+7=14
23:21:52 あんみつ@GM オレット代理判定 2d6+9 Dice:2D6[6,6]+9=21