月神は語る
太陽の門を抜けていった先はなぜか明るかった。
>「太陽みたいだ......」
天井を見上げてオレットさんがつぶやく。
確かに、光る球体が頭上に浮かんでいる。
まるで雲のような模様が壁や床に記されていて、まるで空の上を作り出しているかのようだ。
>「これは――聖像か?」
そんな雲のようなモチーフの上に――老若男女様々な容姿を持つ人影がある。
様々な神々の聖像だ。
第二の剣に連なる神の姿はないが、特に思い当たらない人物の像も混じっているようで、ダミーもありそうだ。
そして全ての像に共通して、首に小さな玉のついた首飾りをしている。
触れてみると、ほのかに光が灯った。
>「あそこから、先に進めるのかな?
> 扉みたいなものが見えるけど」
オレットさんの指差した方向を見れば、確かに扉があった。
期待して扉に駆け寄るが、鍵がかかっている。
しかも魔法的な鍵だ。
「鍵がかかってますね。しかも魔法的な。」
その扉には、左右を向かい合うようにした男女のシルエットが描かれており、
それぞれの胸部に透明な球体がはめ込まれていることだ。
男性の背後には太陽のモチーフが、女性の背後には月のモチーフがある。
>「面倒な仕掛けだな......こっちは急いでるというのに」
カイルさんがため息をついた。
これは侵入者を阻むための仕掛けだろうか。
>「できるだけ思い返してみて、少しでも早く見つけるようにしたいね」
とりあえず、ティダンとシーンの聖像を探し出せばなんとかなる気がする。
この膨大な量から見つけられるのだろうか。
そう考えながら、聖像を一つ一つ見ていく。
「これ・・・ですね。」
おそらくシーンの聖像のようなものを見つけた。
なんとなく、首飾りを取り、扉に描かれた女性の胸部にはめ込まれた球体にかざしてみる。
―――――――――――――――
PL なまさんです
見識判定大成功です。仕掛けを勝手に予想して、自力で解こうとするナマでした。
見識判定で14以上が2人で最良の結果ということは、14が出れば10分で見つけることができるということで、
2つの聖像を2人が見つけて最良の結果ということですよね。
と考え、シーンの聖像を見つけたということにしておきます。
――――――ダイス――――――
08:20:18 なまさん@ナマ 見識判定 聖像 基準値2(プリ÷2)+4(知B) 2d6+6
Dice:2D6[5,4]+6=15