筋肉式投石術
>「そうですね、なんとなく魔法のパターンは読めてきました。
> レオンハルトさんのおかげです」
「それは良かった。文字通り体を張った甲斐があったというものです。」
役に立ったというのが分かるとうれしいものだ。
そんなこんなしているうちに他の3人も通り抜けてきた。エミール氏にいたってはタイミングを見切って渡ってきたと言うよりは反応で避けて渡ってきたような感じだ。
「すごい・・・(さすがにこれは真似できない)」
>「レオンハルトさん。傷は大事無いだろうか?治療が必要なら俺がその間の見張りを受け持とう」
「まあ、大丈夫でしょう。歩きながらポーションでも飲んでおきますよ。」
通り抜ける時に受けた傷は浅くは無い。だが、そこまで心配するほどのものでもない。ポーション1本くらい飲んでおけば大丈夫だろう・・・たぶん。
*****
ヒーリングポーション+1を飲みながら先へ進むと、黒いタイルが全面に敷き詰められた部屋に着いた。光を放つ玉が浮いており、所々タイルが白く光っている。
>「えっと......魔法文明語ですね。
> 『深淵の黒は闇の色。心と体を捕らえて離さないだろう。
> 月に照らされた白の道こそが、我らにとって唯一の救いの道である』か」
>「つまり、『黒いタイルを踏むな』という事か。
> しかし、こういうのを見るたび思うんだが何故わざわざ書いといてくれるんだろうな?
> 本来の使用者ならどんな仕掛けか知っているはずなのに」
「実は魔剣の迷宮を利用した神殿だとかいう理由でしょうかね。」
魔剣の迷宮は挑戦者の力量が自身を扱うに足るかどうか確かめるために説明付きの仕掛けを多数出現させるという。
とはいえ、魔剣を取り除くと仕掛けは無効化されるはず。異教徒の魔剣をそのまま残すとも考えにくい。確率は低いだろう。
>「あれって浮かんでるだけなのかな。
> だったら何かをぶつければ弾いて動かせそうだ」
「ああ、そういう・・・」
なんともまあ面倒くさい仕掛けだ。だが、タイルの位置を記憶していればいちいち面倒な仕掛けを突破する必要がないと考えれば理にかなっているか。
「さて、不器用な私に当てられますかねぇ。」
近くに落ちている手ごろなサイズの瓦礫を拾い上げて空中に浮ぶ玉を見定める。そのまま振りかぶって、
「うおりゃあああ!」
力の限りぶん投げる。瓦礫は弧を描いて飛翔し、玉に衝突した。狙いとは少しずれた方向に移動してしまったようだが。
「あー、ちょっと惜しかったかな。」
---PL---
とりあえずダメージは自前のポーションで回復しました。14回復。
命中判定は妖怪1足りないが登場してしまいました。指輪は割ってません。
レオンハルト
HP:62/66
瑛龍@レオ : ヒルポ+1回復量 14 = 8 (5 + 5 = 10) + 【6】 キーNo. : 20 (03/30-21:13:19)
瑛龍@レオ : 投石命中 2D6 → 4 + 3 + (8) = 15 (03/30-21:14:41)