【D-2-5】大聖堂へ至る前に:麗月編
>「......まあ、何を失ったとか諦めたとかは俺がどうこう言うものでもないだろうから、一つだけ。
> 自分が過去にやった事を後悔してるならだが......あんまり、気にしなくていいと思うぞ。生きていれば雨の日ってのはどうしたってあるもんだ」
哀愁に満ちた態度で語るエミールに対し。
ザラックは彼なりの励ましの言葉をかける。
こう言ったセリフは彼が生きてきた今までに起因しているのだろう。
「君、いい性格してるね。
勿論皮肉じゃないさ......感心してるんだ。
――とりあえず励ましてくれてありがとう」
エミールの思いの全てを消せはしないだろう。
それでも確実に彼の表情は軽くなったように見えた。
* * *
ザラックとエミールが持ち帰ってきたアイテムは魔法使いにとって使いやすいものだった。
>「魔晶石と魔香水か... ミハイルさん、俺が使っても良いだろうか?さっきの時間では回復しきらなくてな...」
ヴォリアが見つかった道具を使用していいかどうかミハイルに問いかけると。
「僕は構いません。
ヴォリアさんたちには助けてくれた恩がありますから。
道具についてはお任せします」
彼は快くヴォリアの提案を受け入れてくれるだろう。
ミハイルはヴォリアたちに篤い恩義を感じているらしい。
* * *
そして冒険者たちは大聖堂の中へと至る。
>「それでは向かいましょうか。準備はよろしいですか?」
レオンハルトが扉を開き。
最後の建物の中へと入って行く。
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あんみつ@GMより
とりあえず簡単な返しを。
アイテムは魔香水一つと魔晶石5点二つで確定させます。
全てヴォリアに渡しておきました。
>0Δさん
魔香水は回復量の決定ダイスがなく、固定値で0です。
なのでレンジャーレベルと知力ボーナスで5点回復させておきました。
それらも踏まえ、現在結果は以下になります。
ザラック 【HP】39/39 【MP】9/9 緑A2枚消費
ヴォリア 【HP】47/47 【MP】17/33 魔晶石5点1個消費・残り2点の魔晶石1個+魔晶石5点2個獲得
レオンハルト 【HP】42/64+2 【MP】12/13+2 魔晶石3点1個消費エミール 【HP】34/35 【MP】16/19
ミハイル 【HP】30/30 【MP】39/52 魔晶石5点1個・魔晶石10点1個・知性の指輪1個消費
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