そろそろ、クライマックスか?
「夢幻楽団っていうのは諦めきれない愚か者たちの集まりだった。
何かを失って......でもそれを失ったことを認められない者たちが集められたのさ。
指導者は指揮者の一人......ヴィオーラ。
彼女は優秀なヴァイオリニストであると同時に酷い悪魔だったよ、今思えばね......。
夢幻楽団として各地を周り、秘密裏に母体であった教団のために動かされる手駒だった」
「......まあ、何を失ったとか諦めたとかは俺がどうこう言うものでもないだろうから、一つだけ。
自分が過去にやった事を後悔してるならだが......あんまり、気にしなくていいと思うぞ。生きていれば雨の日ってのはどうしたってあるもんだ」
さて、それなりに収穫はあったしそろそろ戻るとしようか。
あまり、時間に余裕があるわけでも無いしな。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
回復やらを一通り終えて先に進むと、居住区の先は庭になっていた。
なぜか月の光のような明るさに包まれ、きれいではあるんだが......わざわざ屋内に作るものなのか?
ともあれ、そんな中にその建物はあった。
「ここが最後でしょうか」
「セシリア様がいるといいけどね。
いや、さっきの話だときっといるのかな?」
「他に探す場所もなさそうだし、そうだと思うが......あるいは、もう一つのルートの方かもしれん。それとも、この中で合流したりするのか?」
まあ、何にせよ行くしかないんだが。
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PLより。
いよいよ、ラストバトルが近い感じですね。
後、タイムカウントに関しては気になったから聞いただけであまり細かく気にしてるわけじゃ無いので、そこも含めてお二方にまかせます。
丸投げで申し訳ありませんが、指輪も戦闘中に付け替えると主動作かかるの考えると微妙だし他二つに関しては使いようも無いので......どうも、すいません。