虎の子の価値とは
「そこでさ、提案があるんだけどよかったら聞いてくれない?
あたしらはね、別に閉じ込めてる奴がどうなろうと知ったことじゃないの。
それにぶっちゃけあんたら三人にも全く興味はないわ。
だから......さっさと奥に行っちゃいなよ、もう時間ないし?
でもね、ただ一つだけ条件がある。
――こいつらはここに置いていって」
......成程。要するに、この二人は無限の探求者の協力者であって、構成員ではない......と言う事か。
あくまでも自分たちの目的が優先である、と。
「確かに、俺たちの受けた依頼は特定人物の奪還であって敵勢力の殲滅ではない。
彼ら二人とあんたらの因縁に俺たちは関係ない以上、その条件は確かに悪くないように思える」
そう、確かにその条件は一見シンプルな名案に思える。
救出対象の状況が分からない以上は一刻も早く行動するに越したことは無いのだから。
「だが、あいにくとその案には二つ程問題点がある」
が、しかしだ。だからと言ってその条件をそのまま呑めるかは別問題だ。
「冒険者ってのはサービス業だからな。依頼人の意向は可能な限り呑むべきなわけだ。
で、今回の依頼人であるカイル・ヴォルディークからはその二人も含めて「生き抜いてやり遂げて欲しい」って言われたものでね。ここで置いてくってわけにゃいかねーんだ。何かそこの二人ともセシリアさんが助かれば自分はどうなってもいいみたいな空気になってるけどさ、その辺も考えて行動しようぜ。虎穴に入らざれば虎子を得ずってのも一つの真理ではあるがよ、そも何のために虎子を求めているのか、を忘れちゃ本末転倒だ」
と、後半は何か勝手に覚悟を決めてる雰囲気の二人に対して言葉を投げる。
それで、依頼人の不興を買う事になったらこっちが困るんだが。
「んで、二つ目の問題点だが単純な話、お前らが背後から俺たちを襲わないって保証が無い。口約束一つで背中を晒せるほど俺たち仲良くないと思うんだが」
そう言ってハンマーを肩に担ぎ相手を見やる。
結局のところ、道理的にも実利的にもここでやらざるを得ないだろう。
「そんなわけで、その案は却下だ。悪いな、アリスっち」
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PLより。
立ち位置は前衛。戦闘スタイルは《猛攻》で。
どのみちザラックはロックゴーレムを狙うしかなさそうですね。
ちょっと悩みましたが、相手の防護点が高いので打点の落ちる《薙ぎ払いI》は使いません。
補助動作で《パラライズミスト》のAを投げた後は突きで攻撃。攻撃対象への効果が切れたらかけ直し、Aランクカードを4枚使った後はBに切り替えて振りで。
12:55:38 N2@ザラック 先制判定 2d6+10
Dice:2D6[1,5]+10=16
12:54:23 N2@ザラック 戦闘用ダイス1 2d6
Dice:2D6[3,3]=6
12:54:16 N2@ザラック 戦闘用ダイス2 2d6
Dice:2D6[4,4]=8
12:54:09 N2@ザラック 戦闘用ダイス3 2d6
Dice:2D6[3,4]=7
12:54:03 N2@ザラック 戦闘用ダイス4 2d6
Dice:2D6[1,5]=6
12:53:55 N2@ザラック 戦闘用ダイス5 2d6
Dice:2D6[3,4]=7
12:53:48 N2@ザラック 戦闘用ダイス6 2d6
Dice:2D6[4,3]=7
12:53:42 N2@ザラック 戦闘用ダイス7 2d6
Dice:2D6[4,1]=5
12:53:34 N2@ザラック 戦闘用ダイス8 2d6
Dice:2D6[3,2]=5
12:53:26 N2@ザラック 戦闘用ダイス9 2d6
Dice:2D6[3,4]=7
12:53:19 N2@ザラック 戦闘用ダイス10 2d6
Dice:2D6[4,1]=5
12:53:12 N2@ザラック 戦闘用ダイス11 2d6
Dice:2D6[6,3]=9
12:53:06 N2@ザラック 戦闘用ダイス12 2d6
Dice:2D6[6,3]=9
12:53:01 N2@ザラック 戦闘用ダイス13 2d6
Dice:2D6[3,3]=6
12:52:54 N2@ザラック 戦闘用ダイス14 2d6
Dice:2D6[1,5]=6
12:52:43 N2@ザラック 戦闘用ダイス15 2d6
Dice:2D6[4,6]=10