無事を求め手を伸ばす
扉を開くと、ちょうど反対側にあった扉も同時に開かれた。そこから見えるのは見知った顔。1時間ほど前に分かれて地下聖殿に入った者達だ。偶然って怖いな。
だが、大聖堂の深奥には疲弊した女性の入れられた鳥かごがつるされており、その下には5人の人影。そして大量の不死者達がいた。再会を喜んでいる暇はなさそうだ。
>「あれは......姉さん!」
案の定、鳥かごにとらわれているのが救出対象だった。今ならまだ命に別状はなさそうだ。
(でもあんなところに放り込んで、一体何が目的なんだ?)
あの位置では尋問するにしても効率は悪そうだし、調べるのも容易ではないだろう。捕らえることだけが目的だとすれば、ひょっとしてこの中の誰かをおびき寄せたかったのか?
>「はじめまして、カイル。
> そして裏切り者さんたちも会うのは初めてだね。
> 後ろにいるのは冒険者たちかな?
> うふ、ようこそ......わたしたちの本拠地へ。
> こちらからの歓迎はどうだった?
> 楽しんでくれたら嬉しいんだけどな」
自ら首魁だと名乗ったのは成人に満たないような外見の少女。喋り口も見た目どおり。だがまあ、本当に少女ならば永遠の命を求めるなんて考えることはほとんど無いだろう。見た目どおりの年齢ではないと考えたほうが辻褄が合う。
白い肌と角はナイトメア、もしくは蘇生者の特徴だ。ナイトメアは寿命が無く不老だとも聞く。あのくらいの年代で成長が止まったのかもしれない。そう考えると、とたんにその喋り方がイタく思えてきた。
「中々できない、スリリングな体験でしたよ。十分楽しませていただいたのでそろそろお暇させていただきます。勿論11人でね。」
そのまま武器を構える。何もしないで返してくれるとは思っていない。取り返すならば、力ずくだろう。
>「殺してから、返してあげる」
「な!」
こちらへ攻撃してこずに、脅しすらせずにまずは人質に攻撃だと!
何かを投げて妨害しようにも投擲するものがない。それ以前に距離が離れすぎているし、目の前の不死者が邪魔だ。私にはどうすることも・・・
「させるか!」
すぐさま奥に向かって走り出そうとした。たとえ徒労に終わったとしても、間に合う確立が限りなく0でも、私にはそれしか出来ないから。
---PL---
セシリアさんの守りは太陽チームに任せて、敵陣に正面から突っ込むRP。レオンハルトにはそれしか出来ない。
まもちで6ゾロおいしくないよー
瑛龍@レオ : まもち1 2D6 → 6 + 1 = 7 (04/18-23:22:21)
瑛龍@レオ : まもち2 2D6 → 3 + 4 = 7 (04/18-23:22:16)
瑛龍@レオ : まもち3 2D6 → 6 + 6 = 12 (04/18-23:22:11)
瑛龍@レオ : まもち4 2D6 → 5 + 6 = 11 (04/18-23:22:06)
瑛龍@レオ : まもち5 2D6 → 4 + 1 = 5 (04/18-23:22:00)