進行の譜面:オート戦闘形式(ver2)について
【戦闘スタイル】
戦闘内でPCが取りうるスタイルには以下の6つがあります。
《攻撃》
戦士系技能のテンプレートスタイルです。
魔法使い系技能の場合基本的にダメージを与える魔法しか使いません。
持っている近接武器か遠隔武器、または魔法で任意の敵を攻撃します。
攻撃方法はフレキシブルで必要以上のリソースは消費しません。
対象行動:通常攻撃、通常の矢や弾による攻撃、MP消費の少なめな攻撃魔法など
《猛攻》
とりあえずダメージを出すためにはリソースを惜しまないスタイルです。
《魔力撃》や《全力攻撃》などはほぼ必ず使用し、
MPを顧みず高威力の魔法を行使します。
スピーディーに決めたいときや問題なさそうな時にどうぞ。
対象行動:《全力攻撃》、《魔力撃》、特殊な矢や弾による攻撃、《魔法拡大/数》など
《回復》
回復魔法やアイテム類などでの回復を行います。
HPが8割以下になりそうなPCが存在する場合、回復を行います。
HPに余裕がある場合は《強化》>《弱体》>《攻撃》の順にスタイルを変更します。
対象行動:薬品類、回復系魔法など
《防御》
《挑発攻撃》や《かばう》などを持っているPCのみ選択できます。
その名の通り防御を優先して行うスタイルです。
護衛対象は指定がなければもっとも危険な場所にいて防御力の低いものになります。
対象行動:《挑発攻撃》、《かばう》、《ディフェンススタンス》、《騎獣の献身》など
《強化》
魔法や賦術、呪歌などにより味方の強化を行います。
なるべく使用するリソースは最低限になるよう行動します。
これ以上強化先がない場合《弱体》>《回復》>《攻撃》の順にスタイルを変更します。
対象行動:バフ系の魔法、呪歌、賦術、鼓咆、占瞳など
《弱体》
魔法や賦術、呪歌などにより敵の弱体を行います。
なるべく使用するリソースは最低限になるよう行動します。
これ以上弱体先がない場合《強化》>《回復》>《攻撃》の順にスタイルを変更します。
対象行動:デバフ系の魔法、呪歌、賦術、鼓咆、占瞳など
【行動順について】
原則PC側も魔物側も以下の順番で行動を行います。
《回復》⇒《防御》⇒《弱体》⇒《補助》⇒《猛攻》⇒《攻撃》
同じ行動を選択しているキャラクターが二体以上いる場合、
敏捷性の高い順(魔物の場合は先制値)の高い順に行動します。
騎獣や妖精などについては、術者の次に行動します。(《マリオネット》がある場合を除く)
【最低保証行動について】
戦闘スタイルによらず、以下の二つの状況になれば特定の行動を行います。
・残り僅かで敵のHPを0にできるときは、一時的にスタイルを《攻撃》に変更します。
・残り僅かで味方のHPが0になりそうなとき、一時的にスタイルを《回復》に変更します。
最低保証行動をとる詳細なHPの程度につきましてはGM裁量で扱います。
【カスタム行動について】
各PCの戦闘内の行動についてある程度予め決めておくことが可能です。
具体的な設定項目には以下のものなどがあります。
・PCの初期位置
・PCの移動距離
・敵キャラクターを倒す順番
・状況毎の行動
カスタム行動につきましては好きなだけ書いていただいて構いません。
様々な状況に対応できる記述が多ければ多いほど、カスタム行動通りに動かします。
カスタム行動は各スタイルよりも優先的に扱われます。
ただカスタム行動で規定されていない状況に陥った場合や、
もしくはカスタム行動自体が決定されていない場合は各スタイルの通りに運用します。
【やってもらいたいこと】
戦闘処理用のダイスとして、
・魔物の種類ごとの魔物知識判定用ダイス
・先制判定用ダイス
・2D6の戦闘処理決定用ダイス(5~15回ほど)
をダイスチャットなどを利用しお振りください。
戦闘処理決定用ダイスは上から順番戦闘の各種判定に使用されることとなります。
そのため可能であれば、いっぱい振っていただいた方が事故がなくなるかと思われます。
一番最後のダイスまで行った場合、一番初めのものに戻り再度順番に使用していきます。
また6つの戦闘スタイルから一つお選びください。
それがその戦闘におけるPCの基本的な行動決定基準となります。
スタイル決定後に【カスタム行動】を任意で設定することが可能です。
わからないことがあればGMに直接か相談所までどうぞ!