出来ることからコツコツと。
カレン(corbette) [2016/04/13 21:48:51]
>「それじゃあ、またむこうでな」
「はい。ロセウスさんもエクセターちゃんもネスさんもフィンさんも。もちろんポチさんも。
きっとすぐでしょうけど、物語の中でお会いしましょう」
それぞれが、それぞれの名前を記し。光に包まれながらそんな言葉を交わした筈なのに‥。
「‥ひとり、ですか‥」
そう。光が去って、わたしの周囲は森‥いや、林と呼べるくらいでしょうか、木立の中です。
そして、少なくともわたしが感知できる範囲には、ロセウスさんもエクセターちゃんもネスさんもフィンさんもいません。
「‥てっきり、同じ所からスタートするのかと思ってましたけど‥」
まあ、そんな事を言っていても始まりません。
まずは自分に出来ることをしましょう。
とは言え、わたしに何が出来るでしょうね?
と途方に暮れかけた所で、左手に違和感を感じます。
これは栞‥?
覚えの無い持ち物ですが、わたしが握っていたという事はこの物語に何か関係のある物なのでしょう。
裏には愛の物語を紡げ、とあります。
「ふふ‥愛の物語、ですか。リルズ様はこんな所で試練を与えて下さるのですね」
それにしても、愛の物語だなんて。まだ少尉ともそんな事が何も無いのに‥いえ、それは今は関係無いですね。
良いでしょう、やりましょう。
栞に書かれた一文を読みながらそんな考え事をしていたら、木立の間から見えた向こうに変化がありました。
というか、何かお城の様な建物がありますね。あんなのにも気付かなかっただなんて、やはり多少なり動転していたのでしょうか?
そのお城の玄関‥とは言いませんか、城門がゆっくりと開き、中から一組の男女が現れます。
ここから見る限りでは、仲睦まじいご夫婦でしょうか?
女性の方は白いドレスを纏った溌剌とした感じですが。
男性の方は‥正直に申しまして、野獣、でしょうか?
体躯が大きいのは、まあロセウスさんみたいな方も身近におりますし良いのですが、厳格そうな顔と、何よりも青々とした髭。わたし、髭はちょっと苦手なんですよね‥。
まあわたしの個人的な好みは置くとしまして。
それでもその男女は微笑みを浮かべながら会話されてる様ですし、きっと外見で判断してはいけない魅力があるのですよね。
なんて思っていたら、男性の方はそのまま離れ、丘を下りて行きました。
‥ここ、丘の上なんですね‥。
そして女性の方も、城から離れてこちらへやって来ます。
バスケットを持っている所から、果物でも取るのでしょうか?
そう言えばわたしの周りの樹になっている木の実はなかなかに美味しそうですね。
さてどうしましょう。
1.男性を追いかける。
2.女性を待ち受ける。
3.どちらにも会わずに仲間を探す。
3番がとても魅力的ですね。ですが、何の手掛かりも無い現状ではいささか非現実的です。
1番は‥正直、ちょっと怖いですね。先程、女性の方と話されてた時は優しげな表情(かお)をされてた様にも見えましたけど、それがわたしにも向けられるとは限りません。
それに、今はわたし独り。万一の時の防衛手段がありません。
という事で2番ですね。待ち受けるよりは、こちらから話しかけましょうか。
「こんにちは。申し訳ありませんが、迷い込んでしまった様です。ここが何処なのか教えて頂けますか?
あ、わたしはリルズ様にお仕えしているカレンと申します」
様子を窺っていた場所から少しお城の方へと歩き、女性がわたしに気付く前に話しかけてみます。
ーーーーーーーーーー
PL こるべっと
まさかのソロルート!・゚・(ノД`)・゚・
1人なのにセリフが多めなのは寂しさを紛らわせるためです。決して錯乱したんけではありません(
若干の惚気(にもなってない)を挟みつつ、女性に声を掛けます。
「はい。ロセウスさんもエクセターちゃんもネスさんもフィンさんも。もちろんポチさんも。
きっとすぐでしょうけど、物語の中でお会いしましょう」
それぞれが、それぞれの名前を記し。光に包まれながらそんな言葉を交わした筈なのに‥。
「‥ひとり、ですか‥」
そう。光が去って、わたしの周囲は森‥いや、林と呼べるくらいでしょうか、木立の中です。
そして、少なくともわたしが感知できる範囲には、ロセウスさんもエクセターちゃんもネスさんもフィンさんもいません。
「‥てっきり、同じ所からスタートするのかと思ってましたけど‥」
まあ、そんな事を言っていても始まりません。
まずは自分に出来ることをしましょう。
とは言え、わたしに何が出来るでしょうね?
と途方に暮れかけた所で、左手に違和感を感じます。
これは栞‥?
覚えの無い持ち物ですが、わたしが握っていたという事はこの物語に何か関係のある物なのでしょう。
裏には愛の物語を紡げ、とあります。
「ふふ‥愛の物語、ですか。リルズ様はこんな所で試練を与えて下さるのですね」
それにしても、愛の物語だなんて。まだ少尉ともそんな事が何も無いのに‥いえ、それは今は関係無いですね。
良いでしょう、やりましょう。
栞に書かれた一文を読みながらそんな考え事をしていたら、木立の間から見えた向こうに変化がありました。
というか、何かお城の様な建物がありますね。あんなのにも気付かなかっただなんて、やはり多少なり動転していたのでしょうか?
そのお城の玄関‥とは言いませんか、城門がゆっくりと開き、中から一組の男女が現れます。
ここから見る限りでは、仲睦まじいご夫婦でしょうか?
女性の方は白いドレスを纏った溌剌とした感じですが。
男性の方は‥正直に申しまして、野獣、でしょうか?
体躯が大きいのは、まあロセウスさんみたいな方も身近におりますし良いのですが、厳格そうな顔と、何よりも青々とした髭。わたし、髭はちょっと苦手なんですよね‥。
まあわたしの個人的な好みは置くとしまして。
それでもその男女は微笑みを浮かべながら会話されてる様ですし、きっと外見で判断してはいけない魅力があるのですよね。
なんて思っていたら、男性の方はそのまま離れ、丘を下りて行きました。
‥ここ、丘の上なんですね‥。
そして女性の方も、城から離れてこちらへやって来ます。
バスケットを持っている所から、果物でも取るのでしょうか?
そう言えばわたしの周りの樹になっている木の実はなかなかに美味しそうですね。
さてどうしましょう。
1.男性を追いかける。
2.女性を待ち受ける。
3.どちらにも会わずに仲間を探す。
3番がとても魅力的ですね。ですが、何の手掛かりも無い現状ではいささか非現実的です。
1番は‥正直、ちょっと怖いですね。先程、女性の方と話されてた時は優しげな表情(かお)をされてた様にも見えましたけど、それがわたしにも向けられるとは限りません。
それに、今はわたし独り。万一の時の防衛手段がありません。
という事で2番ですね。待ち受けるよりは、こちらから話しかけましょうか。
「こんにちは。申し訳ありませんが、迷い込んでしまった様です。ここが何処なのか教えて頂けますか?
あ、わたしはリルズ様にお仕えしているカレンと申します」
様子を窺っていた場所から少しお城の方へと歩き、女性がわたしに気付く前に話しかけてみます。
ーーーーーーーーーー
PL こるべっと
まさかのソロルート!・゚・(ノД`)・゚・
1人なのにセリフが多めなのは寂しさを紛らわせるためです。決して錯乱したんけではありません(
若干の惚気(にもなってない)を挟みつつ、女性に声を掛けます。