聖女との対話
> 如何にして償うか?
> 答えなど決まりきっている。
> 私は......彼女を呼び戻すのだ。
> 呼び戻された彼女を今度こそ永遠に守りきる。
> これこそが私にできる最上の償いである」
(...これはこれは随分なことだねぇ・・おや?)
「.........彼、消えてしまったねぇ」
* * *
その場に留まってもめぼしい物はなく、私たちはさらに奥へ、
下へと降りていく。
一番初めの部屋とほぼ同じ造りの部屋へ足を踏み入れると、
部屋の中央にある像が発光し始めた。
>「この場所に至るまでに本を見たか?
> あれは青髭と噂される男......ジルの残してきた手記らしい。
> 近頃は書かれていないようで、詳しいことは知らないが」
>「そして私の願いこそジル......彼のことを救って欲しいというものだ」
「おや?ではいま現在彼がしていることを君は知らない、
という事でいいのかな?」
神の僕というくらいだから何か知っていそうな物だけれど、
ここは俗世とは完全に切り離されているのだろうか?
「救い...ねぇ つまらない独り善がりの犠牲になるものを差し置いて
救う値打ちもないと思うのだけれど......。
君に...いや、神様とやらにとっては違うのかな?」
にこやかに、天気の話でもするように問う。
―― 犯した罪には相応の報いを。
「申し訳ないが私の生きている世界はね『どんな大罪を犯しても神を信じれば許される』
だなんてよっぽどの事がなければ起こらなくってねぇ...
君の神様の意志なら仕様がないが、それならば憐れな犠牲者にとびきりの温情を
付けてもらわなくては釣り合いがとれないだろう?」
人の願いなら冒険者たる私の仕事。
しかし神の望みだと言うのなら、それは管轄外と言うところだからね。
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PLより:
んーと、確認したいのは
・救いたいのはジャンヌのみの意志か?
・現在ジルが行っていることについて知っているのか?
・ジャンヌ復活の犠牲者がでている場合、その子たちについてどう思うか、
また、ジルを救ったときその子たちの扱いはどうなるのか?
かなぁ。
ジャンヌに祝福の乙女あるいは神の僕を放棄する(ただの女になる)気概が
あるんなら引き受けてもいいかなーって思ってます。
そんな彼女を青髭が受け入れるのかは分かりませんが...。
んで、ジャンヌのおつかいの成功報酬は
【犠牲になっている人たちに蘇生を含めた最大限の原状回復】がいいな!
怠け者だろうが、青髭の資産に目が眩んだんだろうが、借金のカタに
連れて来られたんだろうが分かりませんが、おかしな儀式の犠牲になって
いいって事はないと思うのでー。