城へと
相談の結果、とりあえずは見晴らしのいい場所――つまりは丘の頂上を目指して歩き出すことにした。
仲間たちと合流したいが、どこにいるかもわからん以上、俺達は俺達の為すべきことを為さねばならぬからだ。
まあ、きっと、青髭に会うためになにがしかの行動をとってるだろうから、どこかで会うだろうと俺は能天気に考えている。
さて、頂上を目指す、とはいってもここはただの丘だ。
さほどの時をかけずに、その頂へとたどり着くだろう。
その証拠に、少しばかり歩いたところで、青い屋根を頂いた城が見えた。
ジャンヌが言うには、なるほど、あれが青髭の城であるという。
「城に住んでいるのか!
......そういえば、フィンがそんな事を言っていたか?」
つまりあそこに行けば、何とか物語に絡むことができるかもしれんが、俺達は青髭に、そしてそれ以外の物語の登場人物たちにも面識がない。
「なあネス、どうやってあの城へと入る?」
ジャンヌの名代として、ジルに会いに来た、とでも告げればよいだろうか。
しかし、やましいところがあれば、城の中に通した後速攻で首を刎ねられかねん。
......出来れば、フィンかカレン、頭の良い仲間と合流したいところである。
なんぞと無い知恵をひねることを早々に放棄して歩いていくと、馬が二頭、駆けているのが見える。
目的地は同じだろうか。
ともにタンデム。
片方は赤い――
「おぉい、エクセター! それにフィンじゃないか!!」
すぅと息を吸い、そいつを吐き出す要領で声を張り上げた。
ついでに斧を持った手をぶんと振る。
む、隣を歩くネスには少しばかりうるさかったかもしれんが。
まあいい。叫んでしまったものは仕方がない。
―――――
PL;
>あんみつGM
会話など了解しました。
うーん、一々面倒くさかった......が、RPはすっ飛ばしてもいいですか?
本文で書かなくても、PL欄で書けばおkにしてもらえるとありがたいです!
まあジャンヌに確認することなんてそうそうないんですが。多分。
鼓砲の要領でエクセターとフィンに声をかけます。
ネスはごめん★
カレンにも聞こえるといいなあと。
到着後については、特にすることが思い浮かばないのでRPしてないです。
あ、貰った十字架のペンダントをカレンに渡そうとしてお断りされてるかもしれません。
......だってライフォスの聖印はいらないよね...?